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なぜか…韓国代表で輝けなかった5人の名手。クラブでは絶対的な存在も…選手層が厚くて試合に出られなかった選手たち

シリーズ:代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

2016年のKリーグMVP

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【写真:Getty Images】

FW:チョン・ジョグク(元済州ユナイテッドFC)
生年月日:1984年4月23日
韓国代表成績:13試合4得点0アシスト
Kリーグ成績:188試合65得点12アシスト

 高校在学中に日韓ワールドカップに臨む韓国代表の練習パートナーに帯同したチョン・ジョグク。翌03年にFCソウルでプロデビューを飾り、いきなりシーズン13ゴールを決め、新人王のタイトルも獲得した。10年には12ゴールを決め、FCソウルに10年ぶりのリーグタイトルをもたらした。

 11年冬にフランスへと活躍の場を移したが、欧州での戦いは不完全燃焼に終わった。その後、古巣FCソウルや兵役の期間を経て16年に加入した光州FCで31試合20ゴールとキャリアハイの成績を残すことに成功する。リーグ得点王やリーグMVP、ベストイレブンなど個人タイトルを総ナメした。2020年限りで現役を引退している。

 ディック・アドフォカートが率いていた06年に韓国代表デビュー。同年夏に行われたアジアカップ予選台湾戦でハットトリックを記録したが、その後代表に定着することはできず。16年にKリーグで得点王を獲得した際には、32歳での代表復帰の可能性も噂されたが、チ・ドンウォンやファン・ウィジョらの存在もあり、招集されることはなかった。

【了】

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