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チェルシー、“史上最高額GK”放出に迫る。新たに獲得濃厚な18歳有望GKとは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



ケパはナポリへレンタル?

 チェルシーはスペイン代表GKケパ・アリサバラガを放出した上で、MLS(メジャーリーグサッカー)から新たなGKを補強することになるのかもしれない。18歳のGKと合意に達したとも報じられている。



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 2018年に移籍金8000万ユーロ(約109億円)でチェルシーに加入し、GKとしては今も移籍金の史上最高額記録を保持し続けているケパ。だが低調なパフォーマンスで批判の対象となったあと、過去2年間はエドゥアール・メンディの加入により控えに甘んじることになった。

 今季も引き続き第2GKを務めることが見込まれる中、ケパにはナポリへの移籍の可能性が浮上。イタリア『ジャンルカディマルツィオ』は、ナポリがチェルシーと積極的に交渉を進め、合意に近づいている状況だと報じている。

 ナポリはコロンビア代表GKダビド・オスピナが契約満了で退団してサウジアラビアへ移籍し、新たなGKを必要としている。パリ・サンジェルマンのコスタリカ代表GKケイラー・ナバスも候補ではあるが、ケパの獲得に迫りつつあるようだ。

 ケパの給与については4分の3をチェルシーが負担する形が見込まれるという。またチェルシー側はレンタルに関わるボーナスとして150万ユーロ(約2億円)の支払いを求めているが、ナポリ側はその引き下げを試みているとされている。

 一方でチェルシーは、ケパに代わる新たなGKとして、シカゴ・ファイアーに所属する18歳のアメリカ人GKガブリエル・スロニーナの獲得が合意に達したと報じられている。17歳だった昨季からレギュラーとしてプレーし、すでにアメリカA代表のキャンプに招集も受けた期待の逸材だ。

 スロニーナに対しては他にレアル・マドリードなども獲得に向けた動きを見せていたようだ。だが移籍市場の専門家ファブリツィオ・ロマーノ氏は、チェルシーが移籍金1500万ユーロ(約20億円)でシカゴ・ファイアーと合意に達し、本人は31日にメディカルチェックのためロンドンに向かうと報道。だがスロニーナは今季を終えるまでMLSでプレーし、1月1日付でチェルシーに加わることになると見込まれている。

【了】

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