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【写真:Getty Images】
セサル・アスピリクエタ(スペイン代表/背番号28)
生年月日:1989年8月28日
チェルシーの主将は今夏、盛んにバルセロナへの移籍の可能性が報じられているが、本稿執筆時では残留している。アカデミーからチェルシーに所属している生え抜きを除き、チーム最古参のベテランは戦術理解力の高さと的確なカバーリングでトーマス・トゥヘル監督の信頼をがっちり掴んでいる。
今季はアントニオ・リュディガーとアンドレアス・クリステンセン、2名のCBが退団したことに伴い、プレシーズンでは3バックと4バックを併用しているが、4バックの右SBとなった場合はリース・ジェームズにポジションを譲る可能性もあるだろう。
チアゴ・シウバ(ブラジル代表/背番号6)
生年月日:1984年9月22日
リュディガーとクリステンセンの退団に伴い、今季はこれまで以上にチアゴ・シウバへの負担が大きくなるだろう。昨季ハダースフィールドへローン移籍していたリーヴァイ・コルウィルがプレシーズンマッチで3バックの中央を務めた試合があったが、その際のポジショニングなどはシウバと比較すると明らかに劣っており、新たなCBを獲得しない限りは出ずっぱりの状況となる可能性が高い。
怪我こそ少ないが、今年の9月に38歳となる大ベテランは順当にいけば11月に開催される予定のカタールワールドカップにも出場する予定であり、これまで以上にコンディショニングには細心の注意を払う必要がある。
カリドゥ・クリバリ(セネガル代表/背番号26)
生年月日:1991年6月20日
高さと強さ、スピードを兼ね備える新たな“怪物CB“がプレミアリーグへとやってきた。31歳とベテランの域に差し掛かっているが、間違いなく即戦力として活躍できる選手である。GKのエドゥアール・メンディとは代表で、ジョルジーニョとはナポリで同僚だったこともあり、新天地への適応は問題なさそうだ。
プレシーズンマッチでは昨季までリュディガーが務めていた左CBに入っており、前任者同様にスピードを活かしたカバーリングで早速守備では安定感をみせている。球出しでも良い動きをみせており、リュディガーの後釜として考えるとこれ以上ない存在だろう。