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マンチェスター・シティ、期待の新戦力全選手紹介。怪物ストライカーに、アルゼンチンの至宝も

text by 編集部 photo by Getty Images

MF:カルバン・フィリップス(背番号4/イングランド代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年12月2日
前所属:リーズ
移籍金:4875万ユーロ(約68.3億円)
21/22リーグ戦成績:20試合0得点1アシスト

 2人目は、移籍金4875万ユーロ(約68.3億円)で加入したカルバン・フィリップスだ。20/21シーズンにプレミアリーグ初挑戦となった同選手は、鬼才マルセロ・ビエルサ監督の下で才能が開花。昨季はハムストリングの負傷により、思うような活躍が出来なかったが、実力は間違いなくプレミア屈指だ。

 中盤の底に君臨するフィリップスは、広い視野でピッチ全体を把握し、高精度のパスで試合をコントロールする。味方の足元にドンピシャで付けるロングパスは芸術だ。守備力も抜群。フィジカルがとにかく強く、素早いタックルで相手の攻撃の芽を摘み取る。”ヨークシャーのピルロ”と呼ばれるレジスタだ。

 マンCは今夏、ボランチやCBをこなしたフェルナンジーニョが退団。チームの心臓とも言えるアンカーは、ロドリのみとなってしまった。そのため、フィリップスはスペイン代表MFとローテーションしながらプレータイムを得るはず。加入1年目から重要な役割を求められるが、果たしてどんな活躍をみせるか。

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