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バルセロナ22/23シーズン予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。超大型補強でどうなる!? 現状のベストメンバーは…

シリーズ:予想スタメン&フォーメーション text by 編集部 photo by Getty Images

DF紹介


【写真:Getty Images】


セルジーニョ・デスト(アメリカ合衆国代表/背番号2)
生年月日:2000年11月3日
21/22リーグ戦成績:21試合0得点3アシスト

 バルセロナ在籍3シーズン目を迎える若きライトバックだ。昨季はシャビ・エルナンデス監督就任、また同ポジションの大先輩であるダニエウ・アウベス加入以降にパフォーマンスレベルを上げ、一時サポーターからの評価も高まったが、その矢先に負傷離脱。実にもったいないシーズンとなっていた。迎える今季は、その昨季の悔しさを晴らしたいところだ。

 しかし、絶対的なレギュラーかと言えば決してそうではないのが現実。まだまだシャビ監督を満足させるだけの存在感はなく、ロナルド・アラウホ、さらに今夏新加入のジュール・クンデもSBでのプレーを可能としているなど、ライバルもかなり強力なため、一気に序列を落とす危険性は大きい。言わずもがな、勝負の1年になるだろう。

ロナルド・アラウホ(ウルグアイ代表/背番号4)
生年月日:1999年3月7日
21/22リーグ戦成績:30試合4得点0アシスト

 2018年に母国ウルグアイのボストン・リーベルからバルセロナBに加入。2019/20シーズンにトップチームデビューを果たすと、翌2020/21シーズンよりコンスタントに出番を得るようになった。昨季はキャリアハイとなるラ・リーガ30試合出場を達成。センターバックながら4得点もマークするなど、評価を大きく高めることになった。

 身長192cm・体重91kgという申し分ない体格を誇っていて、当然ながら対人戦では圧倒的な強さを見せる。それに加え見た目から想像できないほどのスピードも兼ね備えるなど、実にハイレベルなDFだ。また、本職のCBだけでなく、右サイドバックでのプレーも可能という柔軟性もあり、昨季の第29節レアル・マドリード戦ではヴィニシウス・ジュニオールを完封した。

アンドレアス・クリステンセン(デンマーク代表/背番号15)
生年月日:1996年4月10日
21/22リーグ戦成績:19試合0得点0アシスト(チェルシー)

 下部組織時代から過ごすチェルシーを離れ、今夏フリーでバルセロナにやって来た。失点に直結するようなミスを犯してしまうことが玉に瑕だが、基本的には攻守において落ち着いたプレーができる選手で、ゲームを読む力やリカバリーの速さにも長けている。何より世界最高峰のプレミアリーグでしのぎを削ってきただけに、期待感は大きい。

 シャビ・エルナンデス監督は、すでに重鎮ジェラール・ピケに対し事実上の戦力外通告を言い渡している。またエリック・ガルシアもどこか不安定。そのため、ジュール・クンデとの争いにはなりそうだが、今のところセンターバックのファーストチョイスになることが濃厚だ。もちろん、クラブが選手登録を無事に終えればの話だが…。

ジョルディ・アルバ(スペイン代表/背番号18)
生年月日:1989年3月21日
21/22リーグ戦成績:30試合2得点10アシスト

 バルセロナで通算424試合に出場してきた世界最高峰のレフトバックだ。DFながら攻撃力に定評のある選手で、足元のテクニックやオフ・ザ・ボールの質などはピカイチ。昨季はそうした自慢のスキルを余すことなく発揮し、ラ・リーガだけで10アシストを記録している。これはウスマン・デンベレに次いでチーム内2位の好成績だった。

 すでにダニエウ・アウベスが退団しており、それに加え今季は重鎮ジェラール・ピケがレギュラーから外れることが濃厚。そのため背番号18は最終ラインのレギュラー候補の中で最年長ということになる。当然ながら、ディフェンスリーダーとして他の選手をまとめ上げることが求められるだろう。再びクラブにタイトルをもたらすことはできるだろうか。

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