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冨安健洋、アーセナルで即レギュラー奪回は難しい。しばらく途中出場が続く? その理由とは…【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 阿部勝教 photo by Getty Images

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プレミアリーグ第2節、アーセナル対レスターが現地時間13日に行われた。今季ホーム初戦となったこの試合では、アーセナルの攻撃陣が爆発。大量4得点を奪い、4-2の勝利を収めた。後半には日本代表DF冨安健洋が復帰。アーセナルで再び重要な存在となることには、越えなければいけない壁がある。(文:阿部勝教)


アーセナル攻撃陣が爆発


【写真:Getty Images】

 今季ホーム初戦となったこの試合では、アーセナルの攻撃陣が爆発。大量4得点で開幕2連勝を飾った。

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 レスターをホームに迎えたアーセナルは、23分に先制。ガブリエル・ジェズスが華麗なコントロールシュートで加入後初ゴールを決めると、35分にはコーナーキックからこの日2点目を決め、2-0で前半を終えた。

 前半はアーセナルが優位に進めたが、後半は点の取り合いに。53分にウィリアン・サリバのオウンゴールで1点を献上してしまうが、直後の55分にグラニト・ジャカがゴール。74分にはジェームズ・マディソンに決められ、再び1点差に詰め寄られたが、すぐさまガブリエル・マルティネッリがゴールを奪い返し、4-2でホーム初勝利を飾った。

 データサイト『SofaScore』によると、この試合のボール支配率は互いに50%だった。アーセナルは終始主導権を握っていたわけではないが、レスターのシュート6本に対し、ホームチームは約3倍の19本を記録。前半10本、後半9本と90分通して攻撃の手を緩めず、相手ゴールに迫り続けていた。

 では、なぜアーセナルは大量4得点も決めることが出来たのか。その要因には、ある選手の存在が大きく影響していた。

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