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バルセロナの選手放出が難航。デパイ&オーバメヤンの移籍に向けた現状は?

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



ユベントスとチェルシーが交渉中だが…

 メンバーの整理を進めたいバルセロナだが、FWメンフィス・デパイとFWピエール=エメリク・オーバメヤンの放出に向けた交渉はどちらも難航しているようだ。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』などが伝えている。



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 夏の移籍市場では積極補強を進めながらも、サラリーキャップの制限により選手登録に苦戦していたバルセロナ。セビージャから加入したDFジュール・クンデは今も登録が完了しておらず、現地時間21日に行われるレアル・ソシエダ戦の招集メンバーからも外れることになった。

 デパイとオーバメヤンは、サラリーキャップの枠を空けるためにも他クラブへの放出が見込まれていた。だが、それぞれユベントス、チェルシーへの移籍に向けた交渉は順調に進んではいないと報じられている。

 数日前の報道では、デパイはユベントスと個人合意に達した上で、バルセロナとの契約解除を待っている状況にあるとされていた。だが現状は逆であり、バルセロナとはいつでも契約を解除できる準備が整っているが、ユベントスとの契約条件に合意できていないとみられている。デパイ側が高額な年俸を要求していることがその理由だという。

 ユベントスはデパイの獲得が最終的に破談に終わることも見越し、新戦力候補として他の選手にも目を向け始めているとのこと。ボローニャのFWマルコ・アルナウトビッチやマルセイユのFWアルカディウシュ・ミリクなどの名前が挙げられている。

 一方のオーバメヤンも、チェルシーへの移籍に向けた交渉が行われてはいるが、合意に向けた状況は思わしくないようだ。チェルシーのDFマルコス・アロンソがバルセロナへ移籍する形のトレードも噂されていたが、それぞれ別の取引として交渉が行われているとの報道もある。

【了】

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