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アーセナルには大きな守備の穴があった。マンUに敗戦の原因、役割を果たせなかったのは?【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 阿部勝教 photo by Getty Images

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プレミアリーグ第6節、マンチェスター・ユナイテッド対アーセナルが現地時間4日に行われ、3-1でアウェイチームが敗戦。内容は決して悪くなかったが、今季初黒星を喫したアーセナルの守備には明確な穴があった。(文:阿部勝教)


アーセナルが今季初黒星


【写真:Getty Images】

 今季リーグ開幕から破竹の5連勝と絶好調のアーセナルは、リーグ3連勝と調子を上げるマンチェスター・ユナイテッドと対戦。今季初のビッグマッチは、アーセナルにとって難しいゲームとなった。

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 闘志むき出しでこの試合に入った両チームは、どちらも一切引く気なし。互いのサッカーを押し付け合う激しい展開となった。

 そんな試合で、先にゴールネットを揺らしたのはアーセナルだった。12分にマルティン・ウーデゴールが中盤でボールを奪うと、ブカヨ・サカのスルーパスに抜け出したガブリエウ・マルティネッリがゴール。先制したかに思われたが、OFR(オンフィールドレビュー)の結果、ノーゴールの判定となった。

 その後もボールを保持したアーセナルが押し込む展開となったが、35分に失点。60分にはサカのゴールで同点に追い付いたが、66分、75分と立て続けに得点を許し、1-3で今季初黒星を喫してしまった。

 決して内容が悪かったわけではない。ボール保持率は60%、シュート本数はマンUの10本に対して16本と、試合を優位に進めていたのはアーセナルだった。

 しかし、アーセナルの守備には明確な穴があった。

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