アーセナル、冨安健洋がライバルより優れているものとは? スタメン奪取に近づいたと思わせる攻守の輝き【EL分析コラム】

2022年09月09日(金)11時53分配信

シリーズ:分析コラム
text by 阿部勝教 photo Getty Images
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UEFAヨーロッパリーグ(EL)・グループリーグ第1節、FCチューリッヒ対アーセナルが現地時間8日に行われ、1-2でアウェイチームが勝利した。この試合では、冨安健洋が今季初の先発出場。完全復活した日本代表DFが圧巻のパフォーマンスをみせた。(文:阿部勝教)


主力温存のアーセナルが白星スタート


【写真:Getty Images】

 敵地に乗り込んだアーセナルは、ガブリエウ・ジェズスら主力選手を温存。冨安健洋など、リーグ戦では出場機会が限られていた7選手がスタメンに名を連ねた。

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 リーグ戦同様に4-2-3-1で臨んだアーセナルは、試合開始からボールを保持。右サイドバックに入った冨安を起点としたビルドアップで試合を組み立て、主導権を握っていた。

 試合序盤の4分と7分には、新加入選手もいたためか、何でもないところで連係ミス。不用意に相手にボールを渡してしまい、ピンチを迎える場面もあったが、この日のアーセナルは前線でのボールロスト後に瞬時にプレスをかけるなど守備意識が高く、速い攻守の切り替えでピンチも難なく防いでいた。

 すると、16分にエンケティアのクロスに合わせたマルキーニョスが先制ゴール。前半終了間際の44分には相手にPKを与えてしまい同点に追い付かれたが、66分に今度はマルキーニョスのクロスにエンケティアが合わせ、1-2の勝利を収めた。

 スコアだけ見れば接戦だったかに思えるが、データサイト『SofaScore』によると、アーセナルはボール保持率70%を記録。パス本数はチューリッヒの266本に対して倍以上の647本、シュート本数は10本に対して18本と、ほぼ控えメンバーでも相手を大きく上回っていた。

 そんなアーセナルの中心となっていたのは、冨安だった。

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