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C・ロナウドはかなり酷かった。マンU指揮官が考える不調の原因は? 「世界最高の選手」の今【EL分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 安洋一郎 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース

UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第2節、シェリフ・ティラスポリ対マンチェスター・ユナイテッドが現地時間15日に行われ、0-2でホームチームが勝利している。危なげなく勝ち点3を積み上げた一方で、クリスティアーノ・ロナウドのパフォーマンスには疑念を抱かざるを得なかった。(文:安洋一郎)


【写真:Getty Images】

 ミッドウィーク開催のELグループリーグの試合は本来ターンオーバーで臨むことが多いが、プレミアリーグの2試合続けての延期もあって今節はベストメンバーでシェリフ・ティラスポリとの一戦に望んだ。

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 ベストメンバーで戦うことができれば強いことはプレミアリーグでの直近4試合で4連勝を飾ったことで証明しており、明らかな戦力差のあるシェリフに対しては決定機をほとんど作らせることなく、無失点で危なげなく試合を終えた。

 一方で攻撃陣に目を向けると前半ジェイドン・サンチョの個人技を生かした巧みなゴールとクリスティアーノ・ロナウドの今季初ゴールとなるPKで2点を奪ったものの、スローペースの相手のサッカーに付き合う形で大量得点モードにはならず。ハーフタイムの時点で勝負がついていたこともあり、後半はわずか3本のシュートに終った。

 長いシーズンを考えると、この試合のように温存をして戦うことも重要なため、チーム全体のパフォーマンスはそこまで気にはならなかったのだが、ある一人の選手に関しては疑念を抱かざるを得なかった。

 その選手とはクリスティアーノ・ロナウドのことだ。

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