06/07シーズン

06/07シーズン成績
セリエA：4位
イタリアカップ：ベスト4
UEFAチャンピオンズリーグ（CL）：優勝
監督：カルロ・アンチェロッティ

　カルロ・アンチェロッティ監督が率いた時代のミランも多くの栄光をつかんだが、その中でも06/07シーズンは伝説的だ。

　主力選手はバロンドールを受賞したMFカカ、アンドレア・ピルロ、ジェンナーロ・ガットゥーゾ、FWフィリッポ・インザーギら。後方も充実しており、パオロ・マルディーニとアレッサンドロ・ネスタのセンターバックにGKジーダという豪華布陣だった。

　セリエAでは06年夏のカルチョ・スキャンダルの影響でミランは勝ち点マイナス8からのスタート。第4節から第11節にかけて1勝しか挙げられない時期もあり、リーグ戦の優勝争いに加われなかった。それでも、CLでは歴史をつくった。2年前に決勝で敗れた相手リバプールと再び頂点を懸けて戦い、2-1で勝利。見事リベンジを達成してビッグイヤーを掲げた。