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落選の危機!? フランス代表、W杯メンバー当落線上の5人。レアルの神童も危険?

シリーズ:当落線上の5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:リュカ・ディーニュ(アストン・ヴィラ/イングランド)


【写真:Getty Images】


生年月日:1993年7月20日
フランス代表通算成績:46試合0得点6アシスト

 フランス代表が優勝したロシアワールドカップのメンバーに、リュカ・ディーニュの姿はなかった。大会直前まで主力としてプレーしていたが、結果バンジャマン・メンディとリュカ・エルナンデスに弾き出される格好となった。その悔しさを味わっただけに、今回こそはという思いはあるはずだが、カタールへの道のりはかなり険しいものとなっている。

 今年は3月と6月シリーズでレ・ブルー招集を果たしたが、今季は所属するアストン・ヴィラでのパフォーマンスが著しくなく、9月のUEFAネーションズリーグメンバーから落選。その後テオ・エルナンデスが負傷したことで追加招集を果たすも、疲労骨折により離脱と不運にもアピールの機会を失った。なおフランス『レキップ』によると、当初1ヶ月半ほどの離脱になる予定で、カタールW杯は絶望と見られていたが、検査の結果そこまで深刻ではなく、順調に回復すれば10月中旬には戦列復帰できるだろうとのことだ。

 ブバカール・カマラと違い、負傷によりW杯出場絶望とならなかったのは不幸中の幸いだが、当落線上という立ち位置を変えるのは高難度。ライバルはミランで覚醒したT・エルナンデスに加えレアル・マドリードのフェルラン・メンディとかなり強力なのである。後者が怪我がちという点を考えればチャンスが全くないわけではなさそうだが…。


【了】

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