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“60分の男”はこれで終了?
バルセロナからアトレティコ・マドリードへ期限付き移籍していたフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、アトレティコへの完全移籍が合意に達した。10日にアトレティコが発表を行っている。
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グリーズマンは昨年夏にバルセロナからのレンタルで古巣アトレティコに再加入。レンタル期間は2年間となっており、今季はその2年目を迎えていた。
今季序盤戦にはゴールを決めるなど結果を残しながらも、60分以降の交代でのみ起用される試合が続いた。バルセロナからのレンタル契約では、一定の出場時間に達した場合に移籍金4000万ユーロ(約56億円)での買い取り義務が生じる合意が交わされていたとみられ、アトレティコはその条件を満たさないために出場時間を調整しているのではないかと考えられていた。
だが最終的に両クラブは、設定されていた移籍金の半分程度の金額で完全移籍の合意に達したようだ。アトレティコがバルセロナに支払う金額は移籍金2000万ユーロ(約28億円)、ボーナス最大400万ユーロ(約5億6000万円)と報じられている。
アトレティコはグリーズマンが2026年までの長期契約を交わしたことも発表している。これでディエゴ・シメオネ監督は、契約に縛られることなく自由にグリーズマンを起用できることになるのかもしれない。
【了】