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落選の危機!? アルゼンチン代表、W杯メンバー当落線上の5人。負傷した名手に逸材MFも

シリーズ:当落線上の5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:アレハンドロ・ゴメス(セビージャ/スペイン)


【写真:Getty Images】


生年月日:1988年2月15日
アルゼンチン代表通算成績:15試合3得点4アシスト

 パプ・ゴメスことアレハンドロ・ゴメスは、2014年夏に加入したアタランタで台頭。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の下でチームの中心になると、2017年6月に29歳でアルゼンチン代表デビューを果たし、2020年10月から行われた南米予選にはコンスタントに招集されている。

 しかし、アルゼンチン代表で定位置を確保しているとは言い難い。2020年10月以降にゴメスが出場したのは11試合のみ。先月に行われた親善試合に臨むメンバーにも選出されてはいたが、同月24日のホンジュラス代表では54分間のプレーに留まると、続くジャマイカ代表戦ではベンチ外となっている。

 今年で34歳を迎えたゴメスだが、アルゼンチン代表や国際大会での経験は少ない。また、同代表の中盤にはロドリゴ・デ・パウルやレアンドロ・パレデス、左サイドにはアンヘル・ディ・マリアら実力者が名を連ねるため、このベテランMFの序列はかなり低いだろう。現在負傷中のパウロ・ディバラやホアキン・コレアが本大会に間に合わなければ選出される可能性はあるが、両選手が間に合えば落選することもあり得る。

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