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もう見たくない…。 チェルシーで嫌われた5人。古巣を忘れられなかったFWに欲深い給料泥棒も

シリーズ:嫌われた5人 text by 編集部 photo by Getty Images

GK:ティボー・クルトワ(レアル・マドリード/スペイン)


【写真:Getty Images】


生年月日:1992年5月11日
チェルシー通算成績:154試合152失点58クリーンシート

 ティボー・クルトワもチェルシーサポーターから最も嫌われている選手の1人だ。2011年夏にチェルシーへやってきたこのGKは、3年に渡りレンタルで加入したアトレティコ・マドリードで2度サモラ賞を受賞。世界最高のGKの1人となって2014年夏に復帰した。

 ペトル・チェフに代わり守護神となったクルトワは、復帰初年度にプレミアリーグ優勝とリーグカップ優勝の2冠に貢献。翌年は10位という不甲斐ない結果に終わったが、16/17シーズンは再びプレミアリーグ制覇。さらに17/18シーズンはFAカップ制覇と、在籍4年間で4つのタイトルをチェルシーにもたらした。

 17/18シーズン終了後、チェルシーは契約延長を試みたが、クルトワは自身の子供が在住していたマドリードへ戻ることを希望。2018年夏にロンドンのクラブを去り、以前から噂になっていたレアル・マドリードへ移籍した。

 この退団で悪い印象を持ったサポーターはいなかっただろう。だが、クルトワはレアル加入後に「デイリー・メール」に対して「レアル・マドリードのレベルはチェルシーよりも高い」と話し、さらに「サンチャゴ・ベルナベウは、スタンフォード・ブリッジより2倍は大きい。もちろん、まったく違う感覚がある。上を見れば人々の壁が見えるよ。一方、スタンフォード・ブリッジでは、空やスタンドの後ろのホテルが見えてしまうね」とコメント。この発言でチェルシーサポーターは激怒。ロンドンで多大な功績を残したGKは、嫌われ者となってしまった。

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