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冨安健洋、攻撃面は低評価「ほとんどオーバーラップしない」英紙が見解、左SBに適任なのは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



エース封じの冨安健洋、守備は高評価だが…

 英メディア『ペイン・イン・ザ・アーセナル』が、アーセナルの左サイドバックについて分析し、どの選手が最適か検証した。その結果、負傷離脱しているオレクサンドル・ジンチェンコが戻ってくるまでの間は、日本代表DF冨安健洋よりもキーラン・ティアニーの方が適任との見解を示している。



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 リバプール戦で点取り屋のモハメド・サラーを抑えたことにより評価が高まった冨安は、それ以降の試合で先発起用されることが多くなり、フル出場を果たす試合も増加した。しかし、左サイドバックと右サイドバックのどちらか一方に定まっている訳ではなく、試合によって起用されるポジションは変わっている。

 そんな中、同メディアは現地時間27日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)のPSVアイントホーフェン戦の結果を見て、「ミケル・アルテタ、左サイドバックの実験に終止符を打つときが来た」と報じた。

 冨安については「足元でボールを持つ時、安心感を与えてくれる。守備面も堅牢だ」と評価しつつ、「彼はほとんどオーバーラップせず、(意図的な策略だが)マルティネッリを高い位置で孤立させている。ジンチェンコやティアニーがポジショニングに自由度があるのに対し、冨安はそのポジションから外れることはほとんどない」と指摘している。

 一方、ティアニーに関しては「プレミアリーグの先発に値する」とし、「ティアニーを起用することで、左サイドでの連携が容易になり、相手チームのディフェンスを崩すカギとなる」と伝え、攻撃面で優れていると評価した。

 これらの分析を踏まえ、同メディアは「ジンチェンコは左サイドバックのファーストチョイスとみなされるべきだが、ティアニーのフォームを見れば、ジンチェンコが戻ってくるまでプレーする価値がある」との結論を出している。

【了】

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