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【セネガル代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

MF


【写真:Getty Images】


イドリッサ・ゲイェ(背番号5)
生年月日:1989年9月26日(33歳)
所属クラブ:エバートン(イングランド)
22/23リーグ戦成績:10試合出場/0得点
代表通算成績:94試合出場/7得点

 歴代2位の94試合に出場しており、中盤の柱となるベテランMF。ボール奪取能力は世界トップクラスで、自分の間合いに入ったアタッカーを逃がすことは稀。課題だと言われていた配球面もここ数年で改善傾向にあり、攻守に隙の無い選手になりつつある。今夏は3シーズンぶりのエバートン復帰を果たし、衰えの見られない好パフォーマンスを披露している。

シェイフ・クヤテ(背番号8)
生年月日:1989年12月21日(32歳)
所属クラブ:ノッティンガム・フォレスト(イングランド)
22/23リーグ戦成績:12試合出場/1得点
代表通算成績:82試合出場/4得点

 プレミアリーグで10年近くに渡って活躍し続ける守備的MFで、今季は昇格組のノッティンガム・フォレストでプレーしている。危機察知能力の高さと球際の強さはトップクラスで、ゴール前の危険なエリアを完璧にカバーしてチャンスを作らせない。一方でテクニックには限界があり、配球面はやや苦手。近年はCBとしてプレーすることもある。ゲイェと鉄壁の中盤を形成する。

ナンパリス・メンディ(背番号6)
生年月日:1992年6月23日(30歳)
所属クラブ:レスター・シティ(イングランド)
22/23リーグ戦成績:6試合出場/0得点
代表通算成績:19試合出場/0得点

 機動力とボール奪取能力に優れ、奇跡の優勝の翌年にエンゴロ・カンテの後継者としてレスターに加入。カンテ程の活躍とまではいかないが、中盤のバックアッパーとしてチームを支え続けている。世代別代表ではフランスに選ばれていたが、昨年にセネガル代表へ鞍替え。1年半で17試合に出場するなど欠かせない戦力になった。

ムスタファ・ナメ(背番号14)
生年月日:1995年5月5日(27歳)
所属クラブ:パフォス(キプロス)
22/23リーグ戦成績:6試合出場/2得点
代表通算成績:5試合出場/0得点

 ゆったりとしたドリブルで相手を引き付け、テンポの良いパスで攻撃を活性化させる司令塔。ロングスルーパスで決定機を演出したり、サイドチェンジで局面を打開するなど大きな展開も難なくこなすことができる。一方で機動力や危機察知能力に不安があるなど、課題も多い。現代表においてパサータイプのMFが少ないため、希少性は高い。

パテ・シス(背番号16)
生年月日:1994年3月16日(28歳)
所属クラブ:ラージョ・バジェカーノ(スペイン)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/1得点
代表通算成績:1試合出場/0得点

 ボールを持った際のクオリティには限界があるが、守備時はリーチの長さを活かした深いスライディングタックルでボールを奪い、相手の攻撃をシャットアウトする門番となるMF。今季のラージョでは開幕当初はスタメンだったが、10月以降はベンチスタートがほとんど。代表での出場は1試合に留まっており、W杯では試合を締めるクローザーとしての起用もあるか。

パプ・ゲイェ(背番号13)
生年月日:1999年1月24日(23歳)
所属クラブ:オリンピック・マルセイユ(フランス)
22/23リーグ戦成績:9試合出場/1得点
代表通算成績:12試合出場/0得点

 リーチの長さを活かした深さのあるタックルでボールを奪い、最終ライン前の防波堤となる守備的MF。逆サイドを見る意識が強く、球足の速いサイドチェンジで局面を打開することもしばしば。今季はマルセイユで出番を減らしており、調子にやや不安も。代表ではメンディ、パペ・マタル・サールらと中盤のレギュラーの座を争っている。

パペ・マタル・サール(背番号17)
生年月日:2002年9月14日(20歳)
所属クラブ:トッテナム・ホットスパー(イングランド)
22/23リーグ戦成績:0試合出場/0得点
代表通算成績:10試合出場/0得点

 18歳にして当時リーグアンに所属していたメスでレギュラーを掴み、推進力のあるドリブルと強烈なタックルを武器にブレイク。トッテナムへの加入が決定し、1年のレンタル期間を経て今夏からスカッドに加わるもアントニオ・コンテの信頼を得られず。構想外になってしまっている。一方で代表での序列は高く、中盤のレギュラー候補の一人。

ママドゥ・ルーム(背番号24)
生年月日:1996年12月30日(25歳)
所属クラブ:レディング(イングランド)
22/23リーグ戦成績:17試合出場/1得点
代表通算成績:3試合出場/0得点

 ポルトでは力を発揮することができなかったが、昨季に在籍したアラベスでは中盤のレギュラーとして一定の活躍を披露。今季からはレディングに移籍し、イングランド2部チャンピオンシップの中でも見劣りしないフィジカルを武器にフィルターとしてチームを支えている。守備がストロングポイントな反面、攻撃面では物足りない部分も。代表では厚い選手層に阻まれ、レギュラーを勝ち取れていない。

クレパン・ディアタ(背番号15)
生年月日:1999年2月25日(23歳)
所属クラブ:ASモナコ(フランス)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/1得点
代表通算成績:26試合出場/2得点

 今季のモナコでは開幕戦で得点をあげるなど幸先いい滑り出しながら、その後は低調な出来が続いて控えに降格してしまった。とにかく縦、縦、縦の突貫小僧でドリブルでの突破やクロスボールに対して飛び込んでいくプレーが得意。基本はサイドアタッカーだが、9月のイラン戦ではインサイドハーフで先発しており本戦での起用方法にも注目が集まる。

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