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【カタール代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


バサム・アルラウィ(背番号15)
生年月日:1997年12月16日(24歳)
所属クラブ:アル・ドゥハイル
代表通算成績:52試合出場/2得点0アシスト

 24歳ながら代表で既に50試合以上に出場している実力者で、3バックのレギュラー候補の一人。身体能力は並以下だが、正確なポジショニングと動き出しの速さでカバーしており、守備能力自体はそれなりの水準にある。ビルドアップの際に相手に捕まらない位置でボールを受けるのが上手く、最終ラインの司令塔として攻撃のタクトを振るう。

タレク・サルマン(背番号5)
生年月日:1997年12月5日(24歳)
所属クラブ:アル・サッド
代表通算成績:50試合出場/0得点1アシスト

プレス耐性が高く、DFに寄せられても動じることなく正確な縦パスを通すことができる現代型のCB。スピードがあるため守備では裏のスペースのカバーリングを行うことが多く、的確なタックルでピンチの芽を摘む。CBとしてはサイズが小さいため空中戦は苦手としている。所属するアル・サッドでは同じく代表に選ばれているブアレム・フーヒと鉄壁のCBコンビを形成しており、代表でもスタメン出場が予想されている。

ブアレム・フーヒ(背番号16)
生年月日:1990年7月9日(32歳)
所属クラブ:アル・サッド
代表通算成績:84試合出場/21得点5アシスト

サイズは大きくないがボールにしっかりと力を伝えるヘディングの技術と、ボールに飛び込むタイミングの良さを生かしてセットプレーから得点を奪う超攻撃的CB。守備では余り動き回らず、来たボールを確実に処理する堅実さを見せる。直近の2試合はベンチ外だったがスタメン級の実力者なのは間違いなく、本大会でも自慢の得点力を見せつけられるかに注目が集まる。

ペドロ・ミゲウ(背番号2)
生年月日:1990年8月6日(32歳)
所属クラブ:アル・サッド
代表通算成績:78試合出場/1得点5アシスト

 2009年にポルトガルのファレンセでプロデビューを飾ったが、その後は中々チャンスを得ることができず、2010年にカタールへと移籍してプレーを続けている。対人守備に自信を持っており、純粋な1対1で敗北することは滅多にない。ビルドアップでは対角線のロングフィードで攻撃の起点に。2016年にはカタールへの帰化が認められてカタール代表に定着し、現在は3バックの一角を担う。

ジャッセム・ガベル(背番号25)
生年月日:2002年2月20日(20歳)
所属クラブ:アル・アラビ
代表通算成績:0試合出場/0得点0アシスト

 20歳ながら国内リーグで出場機会を得ているCB。体の線は細いが球際はかなり強く、自分より一回りも大きいFWからも簡単にボールを奪いチームのピンチを防ぐ。代表には2020年12月に18歳の若さで初招集されており、今大会のメンバーにもサプライズ選出。まだ出場機会はないため、ワールドカップでの初出場にも期待がかかる。

アブデルカリム・ハッサン(背番号3)
生年月日:1993年8月28日(29歳)
所属クラブ:アル・サッド
代表通算成績:120試合出場/15得点10アシスト

 代表通算で120試合に出場しており、存在そのものが戦術になり得るプレーヤー。キック力がずば抜けており、左足からキャノン砲のようなシュートを放って相手ゴールを脅かす。身体能力も高く、快速アタッカーを相手にしても遅れを取らない対人の強さも魅力的だ。2019年のアジアカップでは日本代表相手に印象的なパフォーマンスを披露した。

ホマム・アフメド(背番号14)
生年月日:1999年8月25日(23歳)
所属クラブ:アル・ガラファ
代表通算成績:28試合出場/2得点2アシスト

 勢いのあるドリブル突破が持ち味のSBで、積極的な攻撃参加で左サイドを制圧する。浅い位置からのアーリークロスでチャンスを作ることも多い。一方で守備では簡単に裏を取られるシーンの多さや、軽い対応をしてピンチを招くことがあるため要注意。2022年に入ってから代表で好調をキープしており、本大会の左WBの1番手になりそうだ。

ムサーブ・ヘデル(背番号13)
生年月日:1993年1月1日(29歳)
所属クラブ:アル・サッド
代表通算成績:29試合出場/0得点0アシスト

 矢のようなオーバーラップで相手DFの背後に侵入し、高速クロスで決定機を演出する攻撃的SB。攻撃力はトップクラスだが、守備では簡単に突っ込んでかわされるシーンや、反対に寄せきれずアタッカーに自由を与えるシーンが目に付く。アル・サッドでは絶対的な右SBとして君臨しているが、代表ではペドロ・ミゲウの控えとなる。

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