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ハッサン・アルハイドス（背番号10）
生年月日：1990年12月11日（32歳）
所属クラブ：アル・サッド
代表通算成績：160試合出場／34得点19アシスト

　代表で通算160試合に出場しているレジェンドで、背番号10を背負う。スピードやパワーは平凡だが卓越したプレービジョンと正確な技術を持ち、ビルドアップからチャンスメイクまであらゆる局面で存在感を発揮するチームの絶対軸。1試合を通してのミスの少なさも好印象で、高精度のフリーキックで得点を奪うことも可能だ。

ハリド・ムニール（背番号18）
生年月日：1998年2月24日（24歳）
所属クラブ：アル・ワクラ
代表通算成績：3試合出場／1得点1アシスト

　一昨季のアル・ワクラで頭角を現し、昨年12月に代表デビューを飾った新鋭。単独での突発力には欠けるが、相手を引き付けてからのスルーパスや高速クロスといったチャンスメイクに定評がある。守備でもサボらずにプレスをかける献身性も。代表ではゴールに直結する活躍を見せており、途中出場で流れを変えるジョーカーとしての起用もあり得るか。

ナイフ・アルハドラミ（背番号24）
生年月日：2001年7月18日（21歳）
所属クラブ：アル・ラーヤン
代表通算成績：1試合出場／0得点0アシスト

　本職はウイングだが、所属クラブでは中盤でも起用されている技巧派アタッカー。線が細くフィジカルコンタクトの部分で課題はあるが、それを補って余りあるボールスキルを持つ。的確なタイミングで相手から離れてボールを受け、スルーパスや逆サイドへのサイドチェンジで攻撃を活性化させる。代表経験は今年3月のスロベニア戦のみであり、本大会での序列逆転に期待がかかる。

イスマイール・モハメド（背番号7）
生年月日：1990年4月5日（32歳）
所属クラブ：アル・ドゥハイル
代表通算成績：66試合出場／4得点3アシスト

　2014年から代表でプレーするベテランで、右ウイングと右サイドバックを高水準でこなす右サイドのスペシャリスト。大外でボールを受けて前を向き、縦突破からの高速クロスで決定機を演出する。守備ではかなりアグレッシブにボールを狩りに前に出ていくスタイルを信条としているが、ひっくり返されてピンチになることも度々あるため、DFでの起用はやや不安か。

アフメド・アラエルディン（背番号7）
生年月日：1993年1月31日（29歳）
所属クラブ：アル・ガラファ
代表通算成績：45試合出場／1得点2アシスト

　フィジカルはそれなりだがスピードはチームでもトップクラスに位置しており、裏抜けからの得点を得意としているストライカー。課題は決定力でシュートまで持ち込む回数は多いものの、それがスコアに反映されることが少なく代表でも未だ1得点のみに留まっている。所属クラブではサイドで起用されることもあるが、代表では2トップの一角がほとんど。

モハメド・ムンタリ（背番号9）
生年月日：1993年12月20日（28歳）
所属クラブ：アル・ドゥハイル
代表通算成績：42試合出場／11得点5アシスト

　チームトップクラスの身体能力を持つ怪物ストライカー。テクニックやオフザボールのレベルは高くないが、スピードとパワーで問題を解決してしまうことが多い。DFに先に身体を入れられた状態からでも無理矢理前に入り、ボールをかっさらって得点を決めることもできる。出身地はガーナだが、代表はカタールを選択している。

アルモエズ・アリ（背番号19）
生年月日：1996年8月19日（26歳）
所属クラブ：アル・ドゥハイル
代表通算成績：82試合出場／39得点12アシスト

　2019年のアジアカップで得点王に輝き、欧州5大リーグのクラブが獲得を狙っているとも噂されたこともあるアジア規格を優に超えたストライカー。爆発的な加速力とDFに身体を当てられても倒れないフィジカルを持ち、味方からのスルーパスを高確率で得点に結びつけられる。ボールテクニックも高く、ポストプレーで起点になる動きや、ドリブルでの仕掛けも高いクオリティだ。

アクラム・アフィフ（背番号11）
生年月日：1996年11月18日（26歳）
所属クラブ：アル・サッド
代表通算成績：83試合出場／24得点30アシスト

　国内リーグで13得点17アシストという圧倒的な成績を残すカタール代表のもう一人のエース。チーム1のボールテクニックと、並のプレーヤーには思いつかないプレーアイディアを兼ね備えており、ライン間でボールを受けて決定的なスルーパスを連発する。また正確なシュートで自ら得点を奪うことも可能だ。スペインの強豪ビジャレアルに所属していた過去がある。