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スペック最強は誰だ? ドイツ代表、能力値ランキング1〜10位【カタールワールドカップ】

シリーズ:カタールワールドカップ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:アントニオ・リュディガー(レアル・マドリード/スペイン)


【写真:Getty Images】


生年月日:1993年3月3日
市場価値:4000万ユーロ(約48億円)
22/23リーグ戦成績:12試合1得点0アシスト
代表通算成績:54試合2得点3アシスト

 ドイツ代表の守備の要だ。トーマス・トゥヘル監督の下でチェルシーのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝の立役者となったアントニオ・リュディガーは、今季からレアル・マドリードに活躍の場を移している。リュディガーの他にもエデル・ミリトンとダビド・アラバというトップレベルのCBが2人もいるため絶対的なレギュラーとは言えないものの、ラ・リーガでは怪我による欠場以外で全試合に出場するなど常勝軍団でもその地位を確立している。

 リュディガーの最大の魅力はカバーリングエリアの広さだろう。それを可能にしているのが「82」とCBの中ではトップクラスの「スピード」であり、「90」を叩き出した「フィジカル」の強さも相まって一度背後を突かれても難なくボールを回収してしまう抜群の「守備力」の持ち主だ。

 またボール保持時には効果的な縦パスを前線に当てるなど、攻撃面でも違いを作れる選手であり、相手のプレッシャーが緩いときは「ドリブル」で数的優位の局面を作ることも得意だ。ドイツ代表には優秀なCBが何人もいるが、その中で最高位なのも納得できる。

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