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スペック最強は誰だ? ドイツ代表、能力値ランキング1〜10位【カタールワールドカップ】

シリーズ:カタールワールドカップ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:トーマス・ミュラー(バイエルン・ミュンヘン)


【写真:Getty Images】


生年月日:1989年9月13日
市場価値:1800万ユーロ(約21.6億円)
22/23リーグ戦成績:8試合2得点3アシスト
代表通算成績:118試合44得点40アシスト

 2010年の南アフリカワールドカップで得点王に輝いたトーマス・ミュラーだが、近年はゴールよりもアシストが伸びており、ブンデスリーガでは2019/20シーズンから3シーズン連続で20アシスト以上を記録している。

 これだけのアシスト数を残せるのは「パス」や「テクニック」などの技術が高いのはもちろん、味方選手がどこでどのようなプレーをしようとしているかを理解しているからであり、その指標となる「IQ」が「91」というドイツ代表で1位の数値を叩き出しているのは当然な結果と言えるだろう。

 その一方で「スピード」は「69」とFWの選手の中では低めの能力値だが、これは先述した「IQ」の高さで補っており、ポジショニングの巧さでカバーしている。派手な得点こそ少ないが、こぼれ球の前に確実にミュラーがいるケースは多く、常に考えてポジションを取っている。マークを外す動きにも長けているため、相手DFからすると捕まえにくい相手となるだろう。

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