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【採点】イングランド代表対アメリカ合衆国代表。まさかの展開…。沈黙と健闘の英米対決

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース

現地時間26日、FIFAワールドカップカタール2022においてイングランド代表とアメリカ代表が対戦した。結果は0-0でスコアレスドロー。この試合で両チームの選手のパフォーマンスはどうだったのだろうか。フットボールチャンネルでは、イングランド代表対アメリカ代表戦に出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、監督のパフォーマンスを採点する。


アメリカ合衆国代表


アメリカ合衆国代表

【先発メンバー】

GK:マット・ターナー 7.0
積極的にビルドアップに参加し、フィールドプレーヤーをサポート。前半ロスタイムには見事なセービングでチームの危機を救った。

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DF:ティム・リーム 7.0
相手のプレッシャーに動じることなく高精度のフィードを連発し、ビルドアップで非常に重要な役割を担った。守備でも要所で的確なカバーリングを見せ、無失点に大きく貢献。

DF:ワルカー・ツィマーマン 6.5
目立ったミスもなく90分間安定した守備を披露した。ビルドアップはリームに任せることが多い。

DF:アントニー・ロビンソン 6.5
ドリブルで相手のプレッシャーを剥がすシーンや、対人守備の強度の高さが印象に残る好パフォーマンスを披露した。オーバーラップによる攻撃参加はいつもより控えめ。

DF:セルジーニョ・デスト 6.0
対人守備の部分はやや不安ながら、積極的な攻撃参加でチームを助けた。

MF:テイラー・アダムス 7.0
豊富な運動量と高いボール奪取の技術でムサと共に中盤を制圧した。セカンドボールを拾い続け、無失点の立役者に。

MF:ユヌス・ムサ 7.5
危機察知能力の高さを発揮してピンチの芽を潰し、安定感のあるボールキープで味方の落ち着く時間を作った。隙があればアタッキングサードに顔を出してシュートを狙う姿勢も好印象。

MF:ウェストン・マッケニー 6.5
走力と球際の強さを武器にイングランドのMF陣相手に一歩も引かずに渡り合った。シュートを枠に飛ばす回数を増やしたい。

FW:クリスティアン・プリシッチ 6.5
ライン間と大外を状況に応じて使い分けてボールを引き出し、攻撃の起点に。プレッシング時の立ち位置も良く、イングランドの攻撃を停滞させた要因の一つだ。

FW:ティモシー・ウェア 6.5
守備のタスクをしっかりこなしつつ、サイドに流れてのチャンスメイクを見せた。シュートこそ無かったがそれ以外で高い貢献度。

FW:ハジ・ライト 6.0
前線からのプレッシングや精力的なプレスバックを欠かさず行う献身性が光る。攻撃ではなかなかシュートまで持っていけなかった。

【交代メンバー】

FW:ブレンデン・アーロンソン 5.5
積極的にボールを引き取り、攻撃の起点になろうとする姿勢は素晴らしかったが、出場時間の問題もあり決定的なプレーには繋がらず。

DF:シャク・ムーア 6.0
積極的なオーバーラップでアタッカーをサポートする姿勢は良いが、クロス精度には課題も。

FW:ジョシュ・サージェント 出場時間が短く採点不可

FW:ジオバンニ・レイナ 出場時間が短く採点不可

【監督】

グレッグ・バーホルター 6.5
しっかりとデザインされたプレッシングでイングランドの攻撃を停滞させ、自分たちがボールを持った際には自陣深くからビルドアップを何度も成功させるなど素晴らしいチームを構築した。勝ち切ることはできなかったが、格上相手の勝ち点1は非常に大きい。

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