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【採点】イングランド代表対アメリカ合衆国代表。まさかの展開…。沈黙と健闘の英米対決

text by 編集部 photo by Getty Images

イングランド代表


イングランド代表


【先発メンバー】

GK:ジョーダン ・ピックフォード 6.5
守備の機会はかなり少なかったが、目立ったミスもなく安定したプレーを見せた。

DF:ハリー・マグワイア 7.0
守備では的確なタックルやインターセプトでピンチを防ぎ、ビルドアップの際は質の高いパスで起点となるなど攻守に高いパフォーマンスだった。セットプレーの対応は職人の域。

DF:ジョン・ストーンズ 6.5
ややクロス対応に不安はあったが、失点に繋がるようなミスは犯しておらず、地上戦では安定感抜群。ビルドアップの際には高精度のパスでボールを前進させた。

DF:キーラン・トリッピアー 5.0
守備では安定したプレーを見せた反面、攻撃ではサカとの連携に苦労。クロスやビルドアップといった強みを出すシーンは0に近い。

DF:ルーク・ショー 6.5
オーバーラップとインナーラップを使い分け、アタッカーをサポートするプレーはお見事。守備時も正確なポジショニングを行い、相手の攻撃をシャットアウトした。

MF:デクラン・ライス 6.5
相変わらずビルドアップの際のポジショニングが抜群で、ボールに直接触らずとも味方をサポートできていた。カウンター対応もお手の物。

MF:ジュード・ベリンガム 5.0
試合から消える時間帯が多く、本来のパフォーマンスとは程遠いプレーに終始。途中交代も致し方なしか。

MF:メイソン・マウント 5.0
相手の中盤のハイパフォーマンスもあり、効果的なプレーは殆ど見せられず。もう少し味方がボールを持った際に絡んでいければいいが…。

MF:ブカヨ・サカ 5.5
味方の空けたスペースを活用したチャンスメイクはあったものの、武器であるドリブルを発揮するシーンは訪れず。トリッピアーとの連携にも苦心。

MF:ラヒーム・スターリング 5.0
時おり仕掛けるシーンはあったが、基本的には試合に関与できず。

FW:ハリー・ケイン 5.5
広範囲を動き回ってボールを引き出し、攻撃の活性化を図っていたが決定的な仕事をすることはできなかった。

【交代メンバー】

MF:ジョーダン ・ヘンダーソン 5.5
得点には繋がらなかったものの、ボックス内に飛び込む積極性を見せた。

MF:ジャック・グリーリッシュ 6.0
やや強引な部分もあるとはいえ、ドリブルでの仕掛けやパスによるチャンスメイクで相手の脅威に。

FW:マーカス・ラッシュフォード 5.0
試合の流れを変える存在として投入されたがボールに関与するシーンが少なく、役割は果たせなかった。

【監督】

ガレス・サウスゲート 4.5
疑問の残るスタメン選考に加え、試合中の修正でも後手に回る苦しいパフォーマンス。リスクを避ける姿勢は一貫しているとはいえ、戦力を考えるともう少し動きを見せても良かったのではないか。

【了】

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