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カタールW杯第2節ベストイレブン! アフリカの逸材も!? 大舞台で輝いた世界最高の11人

シリーズ:カタールW杯ベストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)
生年月日:1987年6月24日(35歳)
大会通算成績:2試合2得点1アシスト
チーム成績:勝ち点3(1勝1敗)

 アルゼンチン代表は初戦でサウジアラビア代表相手に不覚を取り、絶対に負けられない状態で第2節のメキシコ戦に臨んだ。だが、メキシコ代表の引き分けもやむなしと言わんばかりの5バックの攻略に苦戦しゴールまでたどり着くことができない。

 スコアレスのまま64分を迎え、引き分けムードも漂い始めた時、メッシはメキシコ代表のブロックに生まれた一瞬の隙を見逃さなかった。バイタルエリアでボールを受けると左足を一閃。ボールはメキシコ代表守護神ギジェルモ・オチョアの伸ばした手の横を抜けていき、ゴール右隅に突き刺さった。メッシがメッシたる所以を証明し、試合は2-0でアルゼンチン代表が勝利した。

キリアン・エムバペ(フランス代表)
生年月日:1998年12月20日(23歳)
大会通算成績:2試合3得点1アシスト
チーム成績:勝ち点6(2勝)

 第1節のオーストラリア代表戦でも素晴らしいプレーを見せたエムバペだったが、第2節のデンマーク代表戦ではさらにギアを上げてきた。ボールを持てばファウルでしか止められないほどの暴れっぷりを見せつけ、61分にはDFテオ・エルナンデスとの見事な連係からチームに先制点をもたらした。

 その後、フランス代表はセットプレーから失点して追いつかれたが、86分にはFWアントワーヌ・グリーズマンのクロスにエムバペが飛び込み、試合を決める決勝ゴールを記録している。エムバペは現在、得点ランキング1位タイの3ゴールを記録しており、得点王のタイトルにも期待がかかる。

アンドレイ・クラマリッチ
生年月日:1991年6月19日(31歳)
大会通算成績:2試合2得点0アシスト
チーム成績:勝ち点4(1勝1分)

 CFとして起用された初戦のモロッコ代表戦では本来のプレーを見せることができなかったクラマリッチだったが、第2節では右WGで起用されると圧巻のパフォーマンスを披露した。ピッチを自由に動き回ってカナダ代表の守備陣を攪乱し、36分には絶妙な抜け出しから同点ゴールを記録した。その後、1点をリードした状態で迎えた70分にはFWイバン・ペリシッチからのクロスを完璧にコントロールしてDFのタイミングを外し、逆足を振りぬいて芸術的なゴールを決めて見せた。

 クロアチア代表はFWマリオ・マンジュキッチの引退後、ストライカー不足に悩まされてきたが、クラマリッチの覚醒がその悩みを解決するかもしれない。

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