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【採点】アルゼンチン代表対ポーランド代表。メッシら攻撃の最適解は? 守護神が導いた決勝T進出

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース

現地時間1日、FIFAワールドカップカタール2022においてポーランド代表とアルゼンチン代表が対戦した。結果は0-2でアルゼンチンの勝利。この試合で両チームの選手のパフォーマンスはどうだったのだろうか。フットボールチャンネルでは、ポーランド代表対アルゼンチン代表戦に出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、監督のパフォーマンスを採点する。


ポーランド代表

【先発メンバー】

GK:ヴォイチェフ・シュチェスニー 7.5
試合開始から好セーブを連発し、39分には2試合連続となるPKセーブを披露した。守備が上手くいってない中でチームを救い続け、得失点差での決勝トーナメント進出の立役者に。

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DF:カミル・グリク 5.0
空中戦の強さは見事だったが、地上戦ではアルゼンチンのアタッカーたちを捕まえきれず、何度も決定機を作られてしまった。セットプレーからヘディングで合わせるシーンでは枠を捉えきれず。

DF:ヤクブ・キヴィオル 4.5
致命的なマークミスや軽率なパスミスを連発し、試合を通して不安定なパフォーマンスを続けた。

DF:マッティ・キャッシュ 5.5
ビルドアップや対人守備では能力の高さを発揮し奮闘した。とはいえ一人の頑張りではどうにもならない場面も多く、徐々にパフォーマンスも低下。

DF:バルトシュ・ベレシンスキ 5.0
ディ・マリアとモリーナのコンビに翻弄され、簡単に突破を許すシーンが目についた。

MF:グジェゴシュ・クリホヴィアク 5.0
ピッチを動き回ってボールを引き出そうとする姿勢は良かったが、クオリティが伴わず。守備でもワンテンポ遅れてタックルに行くシーンが目立った。

MF:クリスティアン・ビエリク 5.0
クリホヴィアクが空けたスペースを埋めてバランスを取っていたが、終盤は集中力を欠くシーンも。ボールを持った際にもう少しアイデアが欲しい。

MF:ピオトル・ジエリンスキ 4.5
右サイドで起用された前半は守備に追われ、攻撃に参加することができず。後半からは中央にポジションを移すも、相変わらずボールを引き出せず、守備で足が止まることも。

MF:プジェミスラフ・フランコウスキ 5.0
守備に追われ、攻撃で持ち味を出すシーンは皆無に等しかった。

FW:ロベルト・レヴァンドフスキ 5.0
来るのは雑なロングボールばかりで、いい形で前を向けたシーンはほぼなかった。

FW:カロル・シヴィデルスキ 5.0
ロングボールのターゲットとして起用されたが、空中戦になかなか勝てず役割が果たせなかった。

【交代メンバー】

MF:ミハウ・スコラシュ 4.5
ワールドカップ初出場だったが、守備では致命的なポジショニングミスを犯し、攻撃でも違いを見せられず。

MF:ヤクブ・カミンスキ 5.0
慣れない左サイドでの起用ということもあり、消極的なプレーに終始し、違いを見せることはできず。

MF:ダミアン・シマンスキ 5.5
しっかりとスペースを埋めていたのは評価したいが、強みである球際の強さは発揮できず。

DF:アルトゥル・イェンドジェイチェク 5.0
試合にうまく入ることができず、簡単に裏を取られるシーンが散見された。

FW:クリストフ・ピョンテク 5.0
試合の流れを変えるために投入されたが、そもそもボールが来る回数が少なかったため存在感は見せられず。

【監督】

チェスワフ・ミフニェビチ 5.5
失点を2点に留めて得失点差での決勝トーナメント進出を決めたことは評価されるべきだ。一方で試合の内容に目を向けると簡単に突破されるブロック守備、レヴァンドフスキを生かす構造が構築できていない雑な攻撃と問題点は山積み。交代策も全くハマらなかった。

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