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ガッカリ…。カタールW杯準々決勝ワーストイレブン。世界最高のCBにブラジルの至宝も

シリーズ:カタールW杯ワーストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


デンゼル・ダンフリース(オランダ代表)
生年月日:1996年4月18日(26歳)
大会通算成績:5試合1得点2アシスト
チーム成績:ベスト8敗退

 決勝トーナメント1回戦のアメリカ代表戦では1ゴール2アシストという活躍を見せたが、アルゼンチン代表戦では全く持ち味を発揮できなかった。

 1対1の場面でアルゼンチン代表DFマルコス・アクーニャに遅れを取るシーンが目立ち、73分にはPKを献上してしまった。守勢に回って低い位置に押し込まれた影響で得意の攻撃参加は鳴りを潜めてしまい、不用意なボールロストも複数回見られた。さらに試合終了後には審判への抗議が原因で2枚目のイエローカードを貰っており、踏んだり蹴ったりな1日だった。

ルベン・ディアス(ポルトガル代表)
生年月日:1997年5月14日(25歳)
大会通算成績:4試合0得点0アシスト
チーム成績:ベスト8敗退

 らしくないミスをして敗北の原因になってしまった。42分にモロッコ代表の選手が上げたハイクロスをルベン・ディアスはヘディングで跳ね返そうとしていた。しかし、ボールの落下点を読み間違えたことと、GKのディオゴ・コスタとの連係が全く取れなかったことが重なり、モロッコ代表FWユセフ・エン=ネシリにヘディングでの得点を許してしまった。

 このワンプレー以外は攻守ともに及第点以上のパフォーマンスだっただけに、失点に繋がるミスをしてしまったのは悔やんでも悔やみきれない。

ダレイ・ブリント(オランダ代表)
生年月日:1990年3月9日(32歳)
大会通算成績:5試合1得点1アシスト
チーム成績:ベスト8敗退

 デンゼル・ダンフリースと同じくアメリカ代表戦では大活躍を見せたが、アルゼンチン代表戦では打って変わって低調なパフォーマンスに終始した。

 守備ではアルゼンチン代表DFナウエル・モリーナやサイドに流れてきたリオネル・メッシに翻弄され、簡単に突破を許してしまうシーンがちらほら。攻撃でも有効な縦パスを通す回数が少なく、ほとんど存在感を見せられなかった。

テオ・エルナンデス(フランス代表)
生年月日:1997年10月6日(25歳)
大会通算成績:4試合0得点2アシスト
チーム成績:ベスト4進出

 試合序盤は自身のストロングポイントであるドリブルでの持ち運びや迫力満点のオーバーラップを披露していたが、時間が経つにつれて消極的なプレーが目立つようになった。

 また守備では対面のイングランド代表FWブカヨ・サカに手を焼き、危険な位置でファウルを犯してチームを危険に晒すことも。82分には極めて軽率なプレーでPKを献上してしまい、あわや同点の危機を招いた。

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