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Jリーグクラブも獲得可能? 現在フリーの名手5人。C・ロナウド2世、あの天才テクニシャンも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:イスコ(元スペイン代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1992年4月21日
最終所属:セビージャ
22/23リーグ戦成績:12試合0得点1アシスト

 下部組織時代から過ごすバレンシアでプロデビューを果たしたイスコは、2011年にマラガへ移籍すると才能が開花。圧倒的なテクニックを武器に攻撃の核となり、2011/12シーズンにはクラブを初のチャンピオンズリーグ(CL)出場に導いている。その活躍が多くのビッグクラブの目に留まり、イスコは一躍人気銘柄に。そして2013年夏に、レアル・マドリードへと羽ばたいていった。

 マドリー加入当初は得意とするトップ下が存在していたこともあり活躍していたが、チームのベースがトップ下を置かない4-3-3に移ったことは、イスコにとって不運だったと言える。それでも最初は奮闘していたのだが、イスコにとってさらなる向かい風となったのが、サッカーのトレンドがカウンター主体のフィジカル重視へと変化したこと。これにより、テクニシャンタイプの同選手は持ち味を発揮しづらくなり、自然とチーム内での存在感は薄れた。マドリーでの晩年は、スタメンで起用されることがほぼなかった。

 そのイスコは輝きを取り戻せないまま、昨年夏に長年身を置いたマドリーに別れを告げ、セビージャに加入。ただ、ここでの冒険はたったの4ヶ月で終了した。成績不振により解任されたフレン・ロペテギ監督の後を継いだホルヘ・サンパオリ監督、そしてモンチSDとの関係悪化が囁かれ、先月に契約解消に至ったのである。次はイスコの魔法を日本で見てみたいところだが…。

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