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Jリーグクラブも獲得可能? 現在フリーの名手5人。C・ロナウド2世、あの天才テクニシャンも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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欧州では冬の移籍市場が開いているが、なかなか新天地が決まらない選手も多い。いわゆる“フリー”の男たちは移籍金がかからないため、もちろん日本のチームも触手を伸ばしやすくなる。そこで今回は、Jリーグのクラブも獲得が可能な5人のフリー選手をピックアップした。(成績は『transfermarkt』を参照)。


FW:クリスティアン・テージョ(元スペイン代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1991年8月11日
最終所属:ロサンゼルスFC(アメリカ合衆国)
2022リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト


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 バルセロナのカンテラ(下部組織)出身のクリスティアン・テージョは、2012年にトップチームへ昇格。2012/13シーズンにはラ・リーガで7得点4アシストを記録と、リオネル・メッシらを擁するスター軍団の中でもまずまずの存在感を放った。しかし翌シーズン、指揮官がティト・ビラノバからヘラルド・マルティーノに変わると出場機会が大幅減少。2014/15シーズンからはプレータイム確保のためのレンタル移籍が続き、ポルトとフィオレンティーナでそれぞれ経験を積んだ。

 そのテージョは2017年にベティスに完全移籍し、ようやくレンタル生活を終えた。同クラブでは絶対的なレギュラーというわけではなかったが、切り札としても重宝され、2018/19シーズンにはラ・リーガで4得点7アシストをマークしている。しかし、以降はなかなかインパクトを残せず。2021/22シーズンはベティス加入後最小となるリーグ戦23試合、804分間の出場に留まっていた。

 そして昨年夏に契約満了に伴いベティスを退団したテージョは、ロサンゼルスFCに加入。2022シーズンいっぱいまでの契約で、2年の延長オプションが付いていた。ただ、テージョは公式戦5試合で0得点0アシストと活躍できず。クラブがOPを行使しなかったことで、現在はフリーの身となっている。かつて将来を嘱望されていたアタッカーの新天地は、果たしてどこになるのか。

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