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「価格が急騰する前に…」リバプールは中村敬斗の獲得を急げ! 地元紙が補強を勧める理由は?

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



中村敬斗、今なら低価格で獲得できるチャンス?

 オーストリア1部のLASKリンツに所属する22歳のFW中村敬斗は、昨季公式戦37試合に出場し12得点2アシストを記録。今季は公式戦18試合で11得点6アシストを決める活躍を見せている。その中村を急いで獲得すべきだと、英紙『リバプールエコー』がリバプールに提言した。



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 同メディアは、ブライトンで急成長を遂げた日本代表MF三笘薫を例に出し、タイトルに「リバプールは価格が急騰する前に、次の三笘薫と称される選手と契約する絶好のチャンスがある」とつけ、急いで中村の獲得に動くべきだと提案した。英紙『テレグラフ』のマイク・マクグラス記者によれば、すでにリバプールとブライトンがスカウトを送り、中村の調査を続けているとのこと。

 寸評では「三苫と同様、中村は素晴らしいドリブラーだ。ドリブル成功率は昨季の90分あたり0.7から、今季は2.3へと3倍になった。30回のキャリー(ボールを持って5メートル以上ドリブルし、シュートまたは決定的なパスをする)はリーグトップで、シュート数とシュート精度は昨季より向上し、多くの面で改善している」と評価した。

 続けて「左ウインガーの中村は、現在リバプールが必要としている選手ではない。しかし、彼には柔軟性があり、最前線での経験と攻撃的MFとしての経験がある。彼の価格が上がる前にリバプールが獲得できれば、ユルゲン・クロップ監督が今後何年も必要とするものに彼を形作ることができるかもしれない」と伝えている。

 中村は2021年8月にガンバ大阪からの完全移籍でLASKリンツに加入すると、昨季は公式戦37試合に出場し12得点2アシストを記録。今季は公式戦18試合で11得点6アシストを決める活躍を見せており、LASKリンツに欠かせない存在となった。サッカーのデータ分析を手がける『Opta』によると、攻撃に関与した数は83回、シュート数は50回、ドリブル成功数は34回で、いずれもリーグNo.1の成績だという。

【了】

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