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久保建英 1年前

久保建英がいなければソシエダはもっと悲惨だった。敗れた試合でMVPに輝いた理由【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

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ラ・リーガ第20節、レアル・ソシエダ対バジャドリーが現地時間5日に行われ、0-1でアウェイチームが勝利している。主力に怪我人が多発しているソシエダは、うまく攻撃を組み立てられず、ズルズルと時間を進めたところでワンチャンスを生かされてしまった。それでも、サッカー日本代表MF久保建英の輝きはあった。(文:小澤祐作)


チャンスを仕留めきれず、ワンチャンスを仕留められる


【写真:Getty Images】

 さすがに限界だったか。3位レアル・ソシエダは、2位レアル・マドリードとの勝ち点差を詰める絶好のチャンスを逃してしまった。

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 ダビド・シルバ、ミケル・メリーノら主力に怪我人が多発しているソシエダは、4-3-2-1を採用。パブロ・マリンやロベルト・ナバーロら、普段あまり出場機会を得られていない若手選手に出番が回ってきていた。

 そのソシエダはバジャドリー相手に長い時間ボールを保持。いくつかのチャンスも作っていた。しかし、これらを仕留めきれず、時間をズルズルと進めてしまうと、73分に悲劇は起きた。

 自陣でのボールの奪い合いの末に右サイドに展開されると、ルイス・ペレスのクロスをサイル・ラリンがヘディングシュート。ミートしたわけではなかったが、飛んだコースが良く、GKアレックス・レミロは触ることができなかった。

 結局これがこの日唯一の得点となり、ソシエダはリーグ戦8試合ぶりの黒星となった。なお、バジャドリーには10月のゲームでも0-1の完封負けを喫しており、シーズンダブルを許す結果となっている。

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