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【レンタル組通信簿】レアル・マドリードから期限付き移籍した5人の現状。移籍先での活躍は?

シリーズ:レンタル組通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:アントニオ・ブランコ(U-21スペイン代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年7月23日
レンタル先:カディス(スペイン1部)→アラベス(スペイン2部)
今季リーグ成績:3試合0得点0アシスト(カディス)、3試合0得点0アシスト(アラベス)
移籍先での評価:E→?

 レアル・マドリード・カスティージャで主将を務めていたアントニオ・ブランコは、シーズン後半戦に期待が集まる守備的MFだ。

 ブランコは今季前半戦を1部のカディスで過ごした。しかし、カディスは開幕から5連敗。そのうち大敗した2試合に出場したブランコは責任を背負う形でメンバーから外されるようになり、その後はリーグ戦で24分間しか起用されなかった。

 そのため、冬の移籍市場でスペイン2部のアラベスにレンタル先を変更。こちらは大当たりだったようで、ここまでリーグ戦3試合に先発して全て勝利を収めている。

 高いボール奪取能力に加えて、広い視野と正確なフィードもあるブランコは、2021年にスペインA代表デビューも済ませている。ここまで順調だったキャリアがカディスでいったんつまずいたが、その経験を経てアラベスで一回り大きくなれるかもしれない。

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