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【レンタル組通信簿】レアル・マドリードから期限付き移籍した5人の現状。移籍先での活躍は?

シリーズ:レンタル組通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:マルビン・パーク(元U-19スペイン代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年7月3日
レンタル先:ラス・パルマス(スペイン2部)
今季リーグ成績:10試合1得点1アシスト
移籍先での評価:C

 スペイン2部のラス・パルマスで出場時間の割に好印象を残しているのが、22歳のマルビン・パークだ。

 ナイジェリア人の父と韓国人の母の下にスペインで生まれたパークは、2016年にレアル・マドリードの下部組織に加入。右サイドバックや右ウイングとして存在感を示し、2019年にスペインのU-19代表に呼ばれ、2020年9月にはトップデビューを果たした。

 ブレークの機会を待つパークは、昨年夏にラス・パルマスに加入。デビュー戦となったマラガ戦で途中出場からいきなりゴールを決めた。

 その後はコンディションの問題もあってなかなか起用されていないが、1月20日のミランデス戦でもゴールにつながるクロスを上げるなど好印象を残している。試合後にガルシア・ピミエンタ監督は、「彼を使うと何かが起こる」とパークの活躍を称賛。評価を高めている様子だ。

 世界最高峰が集うレアル・マドリードの構想に入れるかは別問題だが、選手としての価値を高めるシーズンになるかもしれない。

【了】

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