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インテルがブライトン監督を引き抜きか

　イタリアメディア『トゥット・メルカート』によると、現在セリエAで5位となっているインテルは、今シーズン終了後にシモーネ・インザーギ監督を解任する可能性があるという。既に候補者がリストアップされているようだが、その中には今季プレミアリーグで手腕を発揮している監督の名前があるようだ。

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　それが、サッカー日本代表MF三笘薫が所属するブライトンを指揮するロベルト・デ・ゼルビだ。

　現役時代にナポリなどでプレーした同監督は、現役引退後にパレルモやベネヴェント、サッスオーロを指揮。2021年に就任したシャフタール・ドネツクではタイトルを獲得し、今季は初挑戦のプレミアリーグで8位に付けるなど、見事な結果を残している。

　インテルはその手腕を評価して獲得を計画しているようだが、1つ大きな問題があるという。

　それが、デ・ゼルビ監督の契約解除条項だ。同監督を引き抜くためには、800万〜1000万ユーロ（約11億円〜約14億円）を支払う必要があるが、財政難のインテルにとってはこの金額は厳しい。減額が必要だが、ブライトンはチェルシーがグレアム・ポッター監督を引き抜いた際に、断固として減額に応じない姿勢を示していたため、今回も同じ状況が予想される。

　三笘はデ・ゼルビ監督の下で定位置を確保し、ここまで公式戦10試合7得点という見事な活躍を見せている。日本代表MFが来季残留した場合、同監督の下であればさらなる活躍が期待できるが、新監督となればまた1からのスタートとなりかねない。三笘の今後にも影響しかねないが、果たして。

【了】