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クビ目前!? マンチェスター・ユナイテッドの放出候補(5)20歳の逸材に居場所はない? 弱点あり、序列は低下…

シリーズ:クビ目前? 放出候補5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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2022/23シーズンも終盤戦へと差し掛かっている。来シーズンに向けた補強や契約の話題も増えてきた。現在マンチェスター・ユナイテッドに在籍している選手の中で、立場が危うい選手は誰なのか。今回の夏に契約満了を迎える選手を除き、放出候補となり得る選手をピックアップして紹介する(成績は4月9日現在)。


FW:アンソニー・エランガ(スウェーデン代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:2002年4月27日
契約期間:2026年6月30日まで
22/23リーグ戦成績:16試合0得点1アシスト


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 昨季の終盤戦を指揮したラルフ・ラングニック暫定監督の下で、一時はスタメンの座を掴んでいたアンソニー・エランガだったが、エリック・テン・ハグ体制では、かなり序列が落ちてしまっている。

 エランガはラングニックの“レッドブル流”のサッカーにはフィットする。サボることなく前線からボールを追い続ける献身性が持ち味だ。その一方で、肝心なファイナルサードでのクオリティには難があり、特にシュートは決定機であっても外してしまいがちだ。昨季はシュート21本で2ゴール、今季はシュート10本でノーゴールという結果に終わっている。決定率に換算すると6%ほどであり、これではレギュラー定着は難しい。

 移籍ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、今冬にエランガに対して10のクラブからローン移籍での問い合わせが来ていたそうだ。ユナイテッドが放出を認めなかったことで残留となったが、今冬よりファクンド・ペリストリが序列を上げており、このスウェーデン代表FWの立場はさらに微妙なものとなっている。ローン移籍になるのか、完全移籍となるのかはわからないが、今夏の放出は決定的だろう。

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【了】

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