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チェルシーは「今すぐ監督を決める必要がある」。ランパードを暫定監督に据える問題点とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



チェルシーの問題点とは?

 イギリス紙『Mirror』は19日、アーセナルなどで活躍したポール・マーソン氏が、チェルシーの監督人事に関して『Sky Sports』で話した内容について報じた。マーソン氏はチェルシーの問題点を指摘するとともに、フランク・ランパードを暫定監督に据える決断を疑問視している。



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 チェルシーは今月6日に、解任されたグレアム・ポッターの後任に、クラブのレジェンドであるフランク・ランパードをシーズン終了までの暫定監督として復帰させた。しかし就任後は公式戦4連敗中で、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではレアル・マドリードから1点も奪えずに敗退を喫した。現在プレミアリーグ11位で、ヨーロッパ大会の出場権争いには事実上脱落したチェルシーに対してマーソン氏は、「ランパードを軽視するつもりはないが、正式な監督を迅速に見つける事が最も重要だ」と主張した。

 さらに、マーソン氏は「監督が誰になるかは問題ではない。彼らは今すぐに監督を入れて解決しなければならない」と、早急に正式な監督を据える必要性を訴える。さらに、「フランクを侮辱するつもりはないが」と前置きしつつ、「彼(ランパード)は自分が短期間しかいないことを知っている」と述べ、「今ならいろいろ試して、来季も活躍できそうな選手やそうでない選手を見極めることができる」と監督交代のメリットを挙げた。

 また「彼らのアキレス腱(弱点)は6億ポンド(約1000億円)を費やしたのに、センターフォワードを獲得していないことだ。そのポジションではない選手がわざわざ最前線でプレーしているのは良くない」と不振に陥った原因についても触れている。

【了】

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