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久保建英 1年前

30分でわかる久保建英の凄み。ソシエダの逆転勝利を呼び込む“後出しジャンケン”【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

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ラ・リーガ第30節、レアル・ソシエダ対ラージョ・バジェカーノが現地時間22日に行われ、2-1でホームチームが逆転している。サッカー日本代表MF久保建英はベンチスタートとなったが、62分から出場。逆転ゴールの起点となるなど、限られた時間の中でも存在感を放った。(文:小澤祐作)


4位死守の逆転勝ち


【写真:Getty Images】

 勝ち点3以上の価値がある勝利と言っていいだろう。

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 レアル・ソシエダは前節、アスレティック・ビルバオとのバスクダービーで0-2と完敗。この結果、5位ベティスとの勝ち点差が「3」に縮まってしまった。

 今季ベティスとのファーストゲームで、ソシエダは敗れている。つまり、勝ち点で並べば下回ってしまうため、今節にもチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外に転落する恐れがあったのだ。

 しかし、ソシエダの前にキックオフを迎えていたベティスが、敵地でオサスナに2-3と競り負けたことは幸運だった。これでややプレッシャーが緩んだソシエダは、ラージョ・バジェカーノをホームに迎え2-1で逆転勝ち。5位との勝ち点差を再び「6」に広げることに成功した。

 日本時間の明日24日にセビージャ戦キックオフを迎える6位ビジャレアルの結果次第では、5位との勝ち点差が「4」となる可能性もあるが、いずれにせよここにきて勝ち点3を奪い、ライバルとの差を広げられたのは大きい。もちろん、CL権確保に向けまだまだ油断はできないが、一安心といったところだろうか。

 では、なぜソシエダは重要な一戦で逆転勝利することができたのか。

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