フットボールチャンネル

マンUがケイン獲得に向けアプローチ開始? トッテナム会長が要求する移籍金は?

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド 最新ニュース


【写真:Getty Images】



マンUがケインにアプローチ開始

 今夏の移籍市場において新たなストライカーの到着を目指しているマンチェスター・ユナイテッドが、イングランド代表FWハリー・ケインの獲得に向け、トッテナムに最初のアプローチを行ったようだ。イギリス紙『テレグラフ』の報道を基に、『デイリー・メール』が報じている。



【トッテナム参戦の欧州CLを観るならWOWOW!
加入月は視聴料が無料。TV・PC・アプリで視聴可能】


 今夏、マンUはストライカーの獲得を目論んでいる。その候補としては現在セリエAの得点ランキングでトップに立つナポリのヴィクター・オシムヘンなど、複数の名前が噂に上がっているが、中でも有力視されているのがトッテナムのケインだ。クラブでのタイトル獲得を望んでいるケインは、トッテナムとの契約が2024年の夏までとなっており、今後の動向に注目が集まっている

 こうした状況下でマンUは、以前からケイン慰留への意志が強いトッテナムのダニエル・レヴィ会長との交渉は難航する可能性が高いと考え、他のターゲットを逃すことを避けるためにも早い段階でアプローチをかけた模様。しかし、ケインにトッテナムでのタイトル獲得を望んでいるレヴィ―会長は国内のライバルクラブに放出するには最低でも1億ポンド(約167億円)を要求するとみられており、相変わらず強気の姿勢だ。

 一方でケイン本人は、今季クラブ史上最多得点記録を塗り替え、名実ともにクラブのレジェンドと呼ばれる存在となったことで、今夏本格的にタイトル獲得のできるクラブへの移籍を強く望む可能性がある。またケインは過去に、プレミアリーグの歴代最多得点記録を更新したいと明らかにしており、移籍先の選択肢として国内を望んでいることを示唆している。

 レヴィ会長は現在、ケインをこの夏ライバルに売却するか、それとも来年タダで失うリスクを背負うか、難しい決断を迫られている。

【関連記事】
マンチェスター・ユナイテッドは勝ち方を知っていた。優勝に導いた絶妙な采配とは【分析コラム】
クビ目前!? マンチェスター・ユナイテッドの放出候補5人。主将や元エースも退団の可能性…
【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top