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記憶から消したい…。マンチェスター・ユナイテッド、最悪の補強ランキング2位。低迷した世界最高の司令塔とは?

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたマンチェスター・ユナイテッドだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金を支払って獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照


2位:フアン・セバスティアン・ベロン

フアン・セバスティアン・ベロン
【写真:Getty Images】

生年月日:1975年3月9日
移籍金:4260万ユーロ(約51億円)
在籍期間:01年夏~03年夏
リーグ戦成績:51試合7得点3アシスト


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 フアン・セバスティアン・ベロンは母国のエストゥディアンテス、ボカ・ジュニアーズ在籍を経て1996年にサンプドリアへ加入し、欧州初上陸。その後もセリエAでプレーを続け、とくに1999年より籍を置いたラツィオではセリエA、コッパ・イタリア、スーペル・コッパの3冠に貢献するなど、センセーショナルな輝きを放っている。当時、ラ・ブルヒータ(小さな魔法使い)は間違いなく「世界最高の司令塔」であった。

 スキンヘッドのMFが世界最高の選手であったということは、2001年のマンチェスター・ユナイテッド加入が大きく証明していると言えるだろう。移籍金は当時としては破格の4260万ユーロ(約51億円)。もちろんこれはイングランド史上最高額となっている。それだけ価値のある存在だった。

 ところが、セリエAで圧倒的な存在感を放っていたMFは移籍金に見合うだけの活躍を果たすことはできなかった。ユナイテッドOBのリオ・ファーディナンド曰く、当時同クラブの王様はロイ・キーンであり、彼に気を使ったアルゼンチン代表戦士は個性が死んでしまったようだ。また、ポール・スコールズやデイビッド・ベッカム、ライアン・ギグスら錚々たる面々が君臨した中盤で生き残ることも容易ではなかった。

 もっとも、当時のプレミアリーグは現在よりもボールをしっかりと繋ぐチームが少なく、とにかく縦に速かった。そのため、非凡な技術を持っていたベロンと同リーグの相性が良いとは言えず、それも同選手が輝きを失った原因となっている。それは、ユナイテッドだけでなく後に加入したチェルシーでも失敗したことが大きく証明していると言えるだろう。

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【了】

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