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記憶から消したい…。レアル・マドリード、最悪の補強ランキング4位。移籍金105億円。大失速した天才トップ下とは?

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたレアル・マドリードだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金を支払って獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照


4位:ハメス・ロドリゲス

James Rodriguez
【写真:Getty Images】

生年月日:1991年7月12日
移籍金:7500万ユーロ(約105億円)
在籍期間:2014年7月~2020年9月
リーグ戦成績:85試合29得点28アシスト


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 2013年夏にポルトからフランスの名門ASモナコへと渡ると、加入1年目ながら公式戦38試合で10得点14アシストを記録。2014年に開催されたFIFAブラジルワールドカップでは大会得点王に輝き、コロンビア代表をベスト8に導くなど、同大会をきっかけに大ブレイクを果たした。同大会で素晴らしい活躍を見せたハメス獲得に向けて、欧州ビッグクラブは熾烈な獲得争いを繰り広げた。

 そして、同年夏に移籍金7500万ユーロ(約105億円)でレアル・マドリードへ完全移籍。ハメスは加入後すぐにポジションを確保し、レアル在籍1年目にして公式戦46試合17得点18アシストという見事な数字を残した。レアルで素晴らしい時期を過ごしていたハメスだったが、カゼミーロなどの台頭により16/17シーズンから徐々に出場時間を減らしていく。

 同選手はバイエルン・ミュンヘンへの期限付き移籍を経て2019年夏にレアル復帰するも、度重なる負傷によりジネディーヌ・ジダン監督からの信頼を得ることはできず。激しいポジション争いと、負傷に悩まされたハメスは、2020年7月にレアルを去った。加入直後には良いパフォーマンスを見せたとは言え、7500万ユーロ(約105億円)は非常に高い買い物であったと言えるだろう。

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【了】

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