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記憶から消したい…。リバプール、最悪の補強ランキング4位。馴染めなかったイタリア人。リハビリスタート、1年で構想外

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたリバプールだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金を支払って獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照


4位:アルベルト・アクイラーニ


【写真:Getty Images】


生年月日:1984年7月7日
移籍金:2000万ユーロ(約28億円)
在籍期間:09年夏~10年夏
リーグ戦成績:18試合1得点6アシスト


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 ASローマの下部組織出身のアルベルト・アクイラーニは、18歳でトップチームデビュー。主力として活躍し、在籍6年間で3個のタイトル獲得に貢献した。しかし、慢性的な怪我によりレギュラーに定着することは出来なかった。そんな中、リバプールから関心を寄せられ、2009年夏に2000万ユーロ(約28億円)という移籍金で加入した。

 同時期にシャビ・アロンソが退団したため、アクイラーニには後継者としての活躍が期待された。しかし、足首を負傷した状態での移籍となったため、加入後数ヵ月はリハビリを行う日々。2010年10月に行われたリーグカップ(当時カーリングカップ)のアーセナル戦でようやくデビューを飾った。

 だが、プレミアリーグへの適応に苦戦したアクイラーニは本領を発揮することが出来なかった。09/10シーズンいっぱいでラファエル・ベニテス監督が退任となり、後任としてロイ・ホジソンが就任すると構想外に。2010年夏にはユベントスへレンタル移籍に出されると、翌年にはACミランへレンタル移籍で加入。イタリア人MFは周囲の期待に応えることが出来ず、2012年夏にリバプールを去った。


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【了】

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