フットボールチャンネル

最強の海外日本人選手は誰だ!? 能力値ランキング【古橋亨梧】まるで別人? 日本代表で輝けない? ゴール大量生産も…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

海外日本人選手 最新ニュース

 海外では、様々な特徴を持つ日本人選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは今季のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。(成績は6月1日時点で『transfermarkt』を参照)


9位:古橋亨梧

最強の海外日本人選手は誰だ!? 能力値ランキング9位:古橋亨梧
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月20日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
22/23リーグ戦成績:36試合27得点3アシスト


【今シーズンの欧州サッカーは「DAZN for docomo」で!
いつでもどこでも簡単視聴】


 今季の欧州において最もゴールを奪った日本人選手が古橋亨梧だ。リーグ戦だけで27得点、公式戦では30ゴール以上を奪い、リーグ優勝とカップ戦優勝に貢献。リーグ得点王、さらにはスコティッシュ・プロフェッショナル・フットボール・リーグ(SPFL)とプロフェッショナル・フットボーラーズ協会(PFA)の年間最優秀選手賞を受賞と、個人タイトルも総ナメとした。

「攻撃」の数値は欧州クラブ所属の日本人選手として最高の「83」となった。単純に得点力が高いだけでなく、左右両足を遜色なく扱える点も凄みで、今季リーグ戦におけるゴールの内訳も右足が14点、左足が12点となっていた。また、一瞬で相手を置き去りにするスピードに加え、DFとの駆け引きの上手さも兼備するなど、裏抜けの技術は一流。これらは「攻撃」だけでなく、「フィジカル」や「IQ」の数値にも反映されている。

 ただ、古橋は良くも悪くも典型的なフィニッシャータイプ。優れた出し手がいれば上記したような高い能力を発揮できるが、そうでない場合は孤立してしまうことが多く、ポストプレーや下がった位置からのパスなどでチャンスを作るプレーはあまり得意ではない。「スキル」の数値が「72」と伸び切らなかったことや、日本代表でなかなか輝けない理由は、そうした点にあるだろう。


【関連記事】
最強の海外日本人選手は誰だ!? 能力値ランキング1〜10位
Jリーグ最強選手は誰だ!? 能力値ランキング1〜10位
JJリーグ最強助っ人は誰だ!? 外国人能力値ランキング1〜10位

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top