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海外サッカー 11か月前

まるで別人? なぜかスペイン代表で輝けなかった名手5人。居場所を築けなかった実力者たち

シリーズ:代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ミケル・アルテタ

アーセナル在籍時にキャプテンを担うアルテタ
【写真:Getty Images】

生年月日:1982年3月26日
スペイン代表成績:なし

 現在、アーセナルで監督を務めるミケル・アルテタもスペイン代表とは縁がなかった。下部組織時代からプレーしたバルセロナではトップチームに昇格できず、2001年冬にレンタル移籍したパリ・サンジェルマン(PSG)でプロデビュー。その後レンジャーズ、レアル・ソシエダを経て2005年冬にエバートンに加入すると初年度からレギュラーに定着し、2006/07シーズンにはキャリアハイとなる9ゴールを記録した。

 アーセナルの一員となったのは、セスク・ファブレガスとサミル・ナスリが退団した2011年夏のこと。アルテタは彼らの穴を埋める形でレギュラーに定着し、2014年夏にトーマス・フェルマーレンが退団したことに伴い、2014/15シーズンからは主将に就任した。その後は出場機会が限られたが模範的なプレーでチームを牽引し、2016年夏に現役引退を決断した。

 エバートン、アーセナルの2つのクラブで10年近く主力選手としてプレーしていたアルテタだが、1度もスペイン代表から招集されず。幼馴染のシャビ・アロンソやバルセロナのカンテラ時代のチームメイトであるシャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタといったワールドクラスの選手が大勢いたスペイン代表の中盤に自身の居場所を作ることはできなかった。

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