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マンU買収が近日中に正式発表へ。カタールメディアが「成功」と報道、すでにクラブ株価は17%増

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース


【写真:Getty Images】



マンUの買収が遂に成立へ

 イギリスメディア『マン・ユナイテッド・ニュース』は現地時間13日、カタール・イスラム銀行の会長であるシェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アルサーニ氏のマンチェスター・ユナイテッド買収が間もなく成立すると報じている。同メディアが引用しているカタールメディアの『アル・ワタン』のツイートでは、買収は既に成功したと伝えられている。



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 シェイク・ジャシム氏とイギリス人実業家のジム・ラトクリフ氏の2人の間で数か月に渡って争われてきたマンUの買収交渉は、直近で行われたシェイク・ジャシム氏の5度目の入札によって決着がつけられたとみられている。昨年から始まった両者の争いは長引き、2022/23シーズンは終了してしまったが、いよいよ終結となるようだ。

 同メディアによれば、現オーナーのグレイザー家はラトクリフ氏の提案により、少数株主としてクラブに残留することに前向きだったと伝えられていたが、シェイク・ジャシム氏の最新の提案がその立場を変えたという。

 また、買収成立を裏付けるかのように、ニューヨークの証券取引所で売買されているマンUの株価は、カタールメディアの報道がされて以降に17%上昇している、と同メディアは伝えている。

 まだクラブによって公式発表はされていないが、決定の時は間近まで迫っているようだ。このままマンUがカタールの資本家のものとなれば、来季以降マンUは財政的に強力な後ろ盾を得ることになる。

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【了】

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