久保建英 最新ニュース

今度はサウジアラビアが爆買い

　今夏にレアル・マドリードの元フランス代表FWカリム・ベンゼマなどを次々と獲得しているサウジアラビアのクラブが、今度はレアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英にも手を伸ばした。しかし、久保は巨額オファーを拒否している。このような状況が今度も続くと、イタリアメディア『カルチョメルカート』が警戒している。

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　久保は今季公式戦44試合に出場し9得点9アシストを記録。その活躍を受けて、サウジアラビアのクラブが同選手に接近し、契約解除金6000万ユーロ（約94億7000万円）の支払いと、4年総額1億6000万ユーロ（約252億6000万円）の破格オファーを提示した。だが、久保はオファーを拒否し、ソシエダ残留を選択している。

　同メディアは「我々は数年前、最初は米国のMLSで、次に中国で似たようなことを目撃した。その期間は長くなかったが、その間にヨーロッパのクラブの市場戦略を変えることになった」とし、今回のサウジアラビアの爆買いを警戒。続けて「いつ、アラブのクラブから予測不可能なオファーが舞い込んでくるかわからない。イタリア国内でも、ポール・ポグバ、セルゲイ・ミリンコヴィッチ＝サヴィッチ、パウロ・ディバラから、スペツィア・カルチョのケビン・アグデロやサンプドリアのマノロ・ガッビアディーニといった小さなチームの選手まで。アラブのクラブが注目しているスター選手は実際多い。したがって、市場は変化した。数ヶ月前までほとんど予想されていなかったアラブの要素によって、明らかに予測不可能になっている」と伝えている。