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マンU、カイセド獲得へ“トレード案”が浮上か。交換要員の候補とブライトンの思惑とは

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース


【写真:Getty Images】



マンUとブライトンの思惑が一致する条件とは?

 イギリス紙『メトロ』は現地時間4日、マンチェスター・ユナイテッドがブライトンのMFモイセス・カイセドの獲得を狙う一方で、ブライトンがその代役としてマンUのMFスコット・マクトミネイに興味を持っていると報じた。両チームの間では2人を巡って交渉が行われる可能性が浮上している。



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 22/23シーズン、ブライトンをリーグ6位に押し上げたカイセドは、今季の人気銘柄としてチェルシーやマンUから関心を寄せられている。同紙によれば、ブライトンは21歳のカイセドに8000万ポンド(約128億円)に及ぶ値札を付けており、カイセドとの個人合意に至ったとされるチェルシーはこの額に応じておらず、契約に至っていないという。

 一方、マンUには獲得の可能性が浮上している。アメリカメディア『CBSスポーツ』によれば、ブライトンはカイセドの代役にマンUのスコットランド代表MFマクトミネイに興味があるという。マクトミネイはエリック・テン・ハフ監督からは残留を望まれているようだが、移籍金3000万ポンド(約48億円)に及ぶとされる彼は、今夏の換金対象の1人でもある。

 両者の現状を踏まえ、マンUがマクトミネイ+金銭とのトレードでカイセドを獲得するという可能性が浮上した。同紙によればマンUの今季の移籍予算は約1億2000万ポンド(約192億円)とみられ、5500万ポンド(約88億円)でメイソン・マウントの獲得が決まったこともあり、カイセドに対して8000万ポンド(約128億円)を費やすことはできない。しかし、マクトミネイを交渉材料に盛り込むことできれば、移籍金を事実上下げることが可能になる。

 カイセドを求めるマンUと、カイセドの代役を求めるブライトン。両チームの思惑が一致すれば、この交渉は十分に成立し得るだろう。

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【了】

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