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最も爆買いしたシーズンは? バルセロナ大型補強ランキング1~5位。総額500億円を超えたのは?

シリーズ:大型補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:04/05シーズン

04/05シーズンにバルセロナに加入したデコ
【写真:Getty Images】


移籍金総額:7850万ユーロ(約110億円)
主な獲得選手
MF:デコ(移籍金2100万ユーロ/約29億円)
MF:エジミウソン(移籍金800万ユーロ/約11億円)
FW:サミュエル・エトー(移籍金2700万ユーロ/約38億円)
FW:リュドヴィク・ジュリ(移籍金850万ユーロ/約12億円)

 04/05シーズンに投じた移籍金総額は他シーズンに比べると劣るが、かなり豪華なメンバーを補強している。

 中でも目玉級の補強だったのは、サミュエル・エトーとデコだ。03/04シーズンのエトーは2季連続でリーグ戦2桁得点を記録し、さらに2年連続でアフリカ最優秀選手に選出。そして、ポルトをリーグ優勝&UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に導いたデコはUEFAクラブ年間最優秀選手(現UEFA欧州最優秀選手賞)を受賞している。

 さらに、リーグ・アン3連覇に貢献したエジミウソンと、前シーズンにバロンドール候補にノミネートされたリュドヴィク・ジュリも補強。アフリカと欧州の最高の選手に加えて、即戦力となるリーグ・アンの実力者2名を獲得に成功している。

 その結果、バルセロナは6季ぶりのラ・リーガ制覇を達成した。エトーは公式戦45試合で29得点をマークし、デコは42試合で8得点12アシストを記録。また、ジュリは3トップの一角で定位置を確保して躍動した。エジミウソンは怪我によりなかなかピッチに出ることはできなかったが、翌シーズンから主力として活躍しているため、この補強は大成功だったと言えるだろう。

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