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最も爆買いしたシーズンは? バルセロナ大型補強ランキング1~5位。総額500億円を超えたのは?

シリーズ:大型補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:14/15シーズン

14/15シーズンにバルセロナに加入したルイス・スアレス
【写真:Getty Images】


移籍金総額:1億6672万ユーロ(約233億円)
主な獲得選手
GK:マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(移籍金1200万ユーロ/約17億円)
DF:トーマス・フェルマーレン(移籍金1900万ユーロ/約27億円)
MF:イヴァン・ラキティッチ(移籍金1800万ユーロ/約25億円)
FW:ルイス・スアレス(移籍金8172万ユーロ/約114億円)

 13/14シーズンを6季ぶりの無冠で終えたバルセロナは、2014年8月にルイス・エンリケ監督を招聘。新体制の基盤を作るため、各ポジションで即戦力となる選手たちを補強した。

 その中でも最大の補強となったのは、ルイス・スアレスだ。13/14シーズンに当時のプレミアリーグ歴代最多記録タイとなる31得点を記録して得点王に輝くなど、リバプールで得点を量産したウルグアイ代表ストライカーを移籍金8172万ユーロ(約114億円)で獲得した。

 その他のポジションでは、セスク・ファブレガスが抜けた中盤には、前シーズンにセビージャをUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝に導いたイヴァン・ラキティッチを獲得。さらに、ビクトル・バルデスが抜けたGKの枠にはボルシア・メンヒェングラートバッハで鮮烈な活躍を見せていたマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンを、カルレス・プジョルが引退した最終ラインには、トーマス・フェルマーレンとジェレミー・マテューを補強している。

 その結果、的確な補強でチームのレベルアップに成功したバルサはラ・リーガとコパ・デル・レイ(国内カップ)、さらにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制し、史上初となる2度目の3冠を達成した。

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