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最も爆買いしたシーズンは? バルセロナ大型補強ランキング1~5位。総額500億円を超えたのは?

シリーズ:大型補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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 サッカーチームを強くするにあたって“補強”は欠かせない。ラ・リーガを代表する強豪であるバルセロナも毎シーズンのように選手を獲得して強化を図っている。今回は、21世紀以降にバルセロナが行った「大型補強」を当時の衝撃順にランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。


5位:19/20シーズン

19/20シーズンにバルセロナに加入したアントワーヌ・グリーズマン
【写真:Getty Images】

移籍金総額:2億9850万ユーロ(約418億円)
主な獲得選手
MF:ペドリ(移籍金1750万ユーロ/約25億円)
MF:フレンキー・デ・ヨング(移籍金8600万ユーロ/約120億円)
FW:アントワーヌ・グリーズマン(移籍金1億2000万ユーロ/約168億円)

 エルネスト・バルベルデ監督の下で19/20シーズンにラ・リーガ3連覇を目指したバルセロナは、夏の移籍市場で大型補強を決行した。

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 最大の補強は、アントワーヌ・グリーズマンだ。2017年夏に獲得に動いた際は移籍が実現しなかったが、ラ・リーガで6シーズン連続15得点以上を記録し、2018年にワールドカップを制したフランス代表ストライカーを移籍金1億2000万ユーロ(約168億円)で獲得した。さらに、18/19シーズンに在籍したアヤックスで22年ぶりとなる準決勝進出に貢献し、その名を世界中に轟かせたフレンキー・デ・ヨングも獲得している。

 その他、夏の移籍市場ではバレンシアで守護神を務めていたネトやレアル・ベティスで見事な活躍を披露していたジュニオール・フィリポを、冬の移籍市場ではルイス・スアレスが負傷したことで急遽マルティン・ブライスワイトを補強した。 また、2020年夏に加入という契約で移籍金1750万ユーロ(約25億円)を支払ってペドリを獲得している。

 だが、グリーズマンは金額に見合った活躍を披露できず、離脱したスアレスの穴埋めとして獲得したブライスワイトも出場したリーグ11試合でわずか1得点のみ。期待通りの活躍を披露したのはデ・ヨングのみで、その他の選手らは不甲斐ないパフォーマンスとなってしまった。その結果、バルサはリーグ前半戦を首位で折り返すも最終的にリーグ3連覇を逃し、無冠でシーズンを終えることとなった。

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