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ネイマール、完全移籍でバルセロナに行くのではなく…

　パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するブラジル代表FWネイマールが古巣のバルセロナへ移籍することを希望し、PSGに退団意思を伝えた。しかし、財政難のバルセロナが完全移籍で獲得する可能性は低い。そのため、サウジアラビアのクラブを経由してバルセロナに行く案が浮上したと、ブラジル版の『CNN』が報じている。

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　2013年から2017年まで、ネイマールはバルセロナに在籍していた。UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）制覇やリーグ優勝など数多くのタイトル獲得に貢献すると、2017年8月には、当時の史上最高額となる2億2000万ユーロ（約290億円）でPSGへ移籍している。昨季は怪我で離脱する期間がありながらも、公式戦29試合に出場し18得点17アシストを記録。2023/24シーズンもPSGでプレーすると考えられていたが、ここにきて移籍の可能性が高まっている。

　しかし、ネイマールが移籍先として期待するバルセロナは財政難に苦しんでおり、同選手を獲得するために高額な移籍金を支払うのは難しい。そこで、サウジアラビアのクラブが完全移籍で獲得した後、1年間のレンタルでバルセロナに移籍するという案を検討しているようだ。同メディアはタイトルに「バルセロナはネイマール獲得交渉にサウジアラビアのクラブを関与させる可能性がある」とつけ、ピニ・ザハヴィ氏の助けを借りると報じている。