海外日本人選手最新ニュース

　ビッグクラブで活躍する選手ともなれば、若くして大金を受け取る選手もいる。今回はサッカー日本代表MF鎌田大地が加入し、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）に出場するセリエAのラツィオに在籍する選手の年俸ランキングを紹介する（年俸はスポーツ選手の契約条件を取り扱う『Capology』、リーグ戦成績は『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトを準拠。今夏の新加入選手は8月15日決定分まで）。

10位：ペドロ（元スペイン代表）

生年月日：1987年7月28日
年俸：282万ユーロ（約3億9500万円）
22/23リーグ戦成績：36試合4得点5アシスト

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　元スペイン代表のペドロは先月で36歳になったが、まだまだラツィオに必要とされている選手だ。この夏にクラブとの契約を2024年6月30日まで更新したばかりである。

　バルセロナで育ったペドロは、2015年から2020年にかけてチェルシーでプレーしたあと、イタリアにやってきた。まず所属したのはローマだったが、目立った活躍はできず。1年後の2021年夏に同じ街のライバルであるラツィオへ「禁断の移籍」を果たした。

　チェルシー時代に指導を受けたマウリツィオ・サッリ監督と再会したペドロは、ローマ時代が嘘のような活躍をみせる。2022/23シーズンはセリエA36試合に出場し、先発はそのうち17回。カップ戦を含めると46試合に出場して、7得点6アシストという成績だった。

　常に準備を怠らないペドロは、両サイドをこなせることもあってチームで重宝され、途中出場でもチームのアクセントになる。年齢を感じさせないフレッシュな動きでラツィオのファンを沸かせ続ける存在だ。